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■内容説明
文学から歴史、思想まで、幅広い分野の研究者たちが自身の研究テーマを深く掘り下げ、その底に流れている日本文化の「本流」に光を当てようと試みた共同論集。日本文化研究所叢書第3巻。
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■目次
T――文学・歴史
1 歌占と白大夫 菅江真澄白大夫説追攷 永池健二
2 修験山伏と勧進芝居 豊後算所歌舞伎(肥前島原御前歌舞伎)を中心に 根井 浄
3 近世の「面白し」 歌川広重の旅日記を読む 岸 文和
4 人痘種痘法から牛痘種痘法移行にみる医の文化
李仁山・シーボルト・梅浦修介等を通じて 古西義麿
5 明治後期・大正期東京語の対称詞 永田高志
6 孤独なる俳人・尾崎放哉 句集『大空』より 木村重起
7 建築文化考 なにわ三題 楠田一夫
U――思想・社会
1 皇統論争の地下水脈・前方後円 日本文化と天皇制の基層研究(1) 黒田展之
2 奄美母権制文化試考 清 眞人
3 日本における消費組合思想の源流 現代に生きる明治社会主義 堀田 泉
4 柳宗悦の近代への対峙 関口千佳
5 大学・教養・修養 綱澤満昭
6 生命・環境・アニミズム 現代神道の「生命文明」構想をめぐって 長崎誠人 |
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