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■内容説明
聖戦ではない、侵略だ――。度重なる反戦言動による逮捕、宗門からの資格剥奪。それでもなお、非戦を貫きつづけた竹中彰元。戦争協力に異を唱えた仏教者の誇りと信念。
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■目次
序 竹中彰元の平和発言
第一章 真宗大谷派僧侶 竹中彰元
彰元の出生/住職になるための勉強/彰元の家族/「一殺多生」の教え
向学心/哲学館へ/真宗大学生/日清戦争と戦争教学の進化
「軍隊・監獄布教使」教育/再び哲学館へ/日露戦争と大谷派
布教使としての活動/明泉寺での暮らし/第一次世界大戦と彰元
「満州事変」と彰元
第二章 反戦僧侶 竹中彰元
「満州事変」と大谷派/日中全面戦争の始まり
日中全面戦争と大谷派の戦争協力/一九三七年九月一五日
一九三七年一〇月一〇日/二つの史料/ 二つ史料の共通点
共通点1戦争は罪悪/共通点2戦争は損
共通点3彼我の命/共通点4戦争しても利益はない/共通点5侵略
反戦言動のきっかけと原因/三回目の反戦言動/逮捕、そして有罪へ
反戦言動に対する評価/特高警察の評価
大谷派の評価/歎願書
第三章 わたしたちと竹中彰元
彰元を顕彰していた人たち/「平和展」と彰元/市民とのつながり
「復権・顕彰大会」/反戦言動の意味/私にとって彰元とは
おわりに
資料編 |
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