|
|
|
|
■内容説明
いざ、紙片の宇宙へ――。近代都市名古屋のパノラマ風景、名古屋初のデパートメントストアー、アメリカ人曲芸飛行士の名古屋城上空大飛行、ドイツ人俘虜作品展覧会、戦争プロパガンダ……、絵葉書の裏に秘められた近代名古屋の姿がいま浮かび上がる。
|
■目次
序章 節目の開府三百年――その時名古屋は
人の眼から鳥の眼へ
伝統と近代 きらめきの夜景
第1章 メタモルフォーゼなごや――変わりゆくまちの風景
すていしょん 停車場から駅へ
それは「名古屋とばし」から始まった
めざせ! 駅の大改造
電気鉄道へのまなざし
出発進行!されど、前途は多難
電気鉄道の走り行く風景
華やぐ広小路通り
奇妙な洋風建築
デパートなるものの出現
ヌーボー納屋橋の渡り初め
鈴木教授の紙上講義
第2章 ビジュアルメディアの機動力
新世紀のニューメディア
ライバルは新聞なり
戦時態勢突入の時
異邦人のいる風景
オールバックの飛行機野郎
ドイツ海兵隊員の置きみやげ
言葉の響き
少女も歳月が経てば
遙かなる女子アナへの道
第3章 都市観光のモダニズム
祝祭の時空
博覧都市NAGOYA
名所めぐりの都市遊覧
ミュージアムのDNA
心の中のわが町なごや
夜景のラビュリントス
電車でめぐる名所遊覧
異郷でつのる遙かな想い
終章 紙片の宇宙
戦火がやんで
あとがき |
|
|