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宣教師が見た信長の戦国
フロイスの二通の手紙を読む

著者: 高木洋

本体価格: \1,600(税別)
サイズ: 四六判上製 218頁
ISBN: 4-8331-0549-1
発行年月: 2011年3月刊

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■内容説明

家臣たちは“猛牛を目の前にしたかのように”信長を恐れた――。信長がその人生で初めて会った西洋人ルイス・フロイス。彼の目に信長とその時代はどう映ったのか? 信長の岐阜城における「宮殿」の実態ほか最新の遺跡発掘調査も紹介する。
 

■目次

はじめに
[上の章]フロイスと信長
一  フロイスの日本上陸
横瀬浦入港/反発を招いた純忠の教化策
二  待望の都へ
平戸を出発/ヴィレラの活動
三  将軍殺害、そして宣教師の追放へ
松永久秀らのクーデター/都からの退去
四  都への復帰
困難をきわめた教会の維持/信長の登場
五  信長に謁見
再び、都へ/信長の第一印象
六  プレゼント攻勢
珍奇な品々/涙ぐましいやりくり
七  日乗との闘争
「悪魔の道具」/岐阜行きを決断
八  江濃国境を越える
美濃の平野
九  信長の「宮殿」
屋外での面会/「宮殿」の核心部/「宮殿」の三階/ヨーロッパと対照的な日本庭園
十  最初の発掘調査から
「宮殿」の位置/巨石列の発見/明らかになってきた全体像
十一 政治の舞台
公権力行使の場/「天下布武」の朱印状
十二 山上の城へ
“城を見ていけ”/「住む」「見せる」ための城
十三 二つの町
「バビロンの混雑」/「楽市」と官僚たちの町/不完全だった城下への集住
十四 ロレンソ
琵琶法師了西/常にフロイスと共に
十五 二度目の岐阜来訪
布教長に随行/カブラルの眼鏡
十六 安土にて
湖畔の城/信長の都市建設
十七 本能寺の変
信長の死は大きな痛手に/振れる信長評
十八 フロイスの死
秀吉の伴天連追放令/二十六聖人殉教事件
十九 記憶の彼方の宣教師
家康のキリスト教禁教令/変わりゆく宣教師像

[下の章]フロイス・二通の手紙
一  第一の手紙〜一五六九年六月一日

二  第二の手紙〜一五六九年七月十二日

コラム
フロイスの手紙と『日本史』
丸子船と湖上交通
発掘調査から信長居館を考える
近世を先駆けた城と町
大脇伝内
カブラル、オルガンチーノと巡察師

ルイス・フロイス関連年表

参考文献・論文

おわりに
 
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