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■内容説明
新大陸古代文明に憧れ単身メキシコへ。ままならぬスペイン語に奮闘しつつ、遺跡発掘現場で働き、35歳でアメリカの大学に入り直して考古学者の道に―。エネルギッシュな半生と、メキシコ古代文明の魅力を語る。“神々の都”に魅せられた世界的考古学者の原点。
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■目次
序 章 研究とロマン
世界遺産を掘る
わからないことに挑む
第1章 「異文化」という窓から
考古学に出会う
1 私の原点
2 挫折ばんざい!
3 シベリアからインドまで
4 土に触れる人生の始まり
5 日本考古学からアメリカ考古学へ
第2章 あこがれの新大陸古代文明
6 メキシコ渡航
7 最初の発掘調査
8 新大陸の古代文明とは?
9 謎の古代都市テオティワカン
10 テオティワカンとの出会い
11 断腸の思い
12 「羽毛の蛇神殿」の生贄体を発見
13 マヤ世界へ
14 レネ・ミリョンとの出会い
第3章 謎は大きいほうがいい
「神々の都」の謎にせまる
15 アメリカの大学へ
16 文化人類学と考古学
17 「羽毛の蛇神殿」総合調査
18 アメリカ遍歴
19 「月のピラミッド」発掘
20 日本の大学へ
21 古代国家の特性が見えてきた
22 アステカ「大神殿」プロジェクト
23 「太陽のピラミッド」発掘と王墓
第4章 考古学からメキシコ、そして世界を覗く
24 メキシコの自然と古代の世界観、そして生贄儀礼
25 世界遺産から見たメキシコ
26 「植民地化」を問う世界遺産
27 メキシコの未来を語る世界遺産
28 古代人の「時」と「空間」
29 古代から見た生物多様性
終 章 人の一生と人類の歴史
30 考古学の醍醐味
31 過去・現在・未来をつなぐもの
【column】
1 プロフェッショナルに学ぶ
2 ペヨーテの体験
3 蝶の世界遺産
4 エッジで生きる |
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