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■内容説明
〈対話〉が紡ぎ出す新たな思考の地平へ――。〈現実〉の思いもよらぬ意味変容を引き起こすことを期待し編まれた近畿大学日本文化研究所叢書、第12巻。
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■目次
T 時間との対話
1 〈出会い〉の可能性 サロン/ポストサロンにおける二つの時間 吉原直樹
2 今敏『千年女優』と能〈黒塚〉試論 糸繰り車の回転と“輪廻” 平林一成
U 対話の試み
3 一つの対話をもたらす試み ヴェーバー、ドストエフスキー、大拙 清 眞人
4 身を晒す対話の潜在力 現代社会が与える可能性 鈴木伸太郎
5 芸術作品との対話と人間形成 フンボルトの教養理論が目指したもの 山取 清
V 人物との対話
6 岡倉天心のアジアによせるおもい 綱澤満昭
7 長田須磨の奄美への視線 関口千佳
W 市民社会をめぐる対話
8 山崎勉治と消費組合理論 堀田 泉
9 市民社会の共進化と新自由主義の危機 「歴史戦」と「大東亜戦争」 斉藤日出治
X 時代との対話
10 二つの遺品との対話 父の写真帖『追憶』と恩師の講義筆記ノート 高坂史朗
11 奈良電がやってきた。昭和三年刊「路線案内」三種に見る鉄道旅行の歴史 岸 文和
あとがき |
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