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■内容説明
台湾現代史に遺る深い傷、〈二二八事件〉の真相を探り、自由・民主主義・人権の価値を現代に問い直す。
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■目次
序 薛化元著/前田直樹訳
序論 より多くの真相を、より多くの移行期正義を 陳儀深著/前田直樹訳
第一章 二二八事件の原因についての論述
─一九四七年の政府と民間における叙述の比較 陳儀深著/彦坂はるの訳
第二章 第二次世界大戦後の台湾の国際的地位および二二八事件前後における
国際社会の視点─英米両国の公文書と世論を中心に 許文堂著/竹茂敦訳
第三章 二二八事件における軍事的展開と鎮圧 蘇瑤崇著/山藤夏郎訳
第四章 二二八事件における県市長とその役割 歐素瑛著/山藤夏郎訳
第五章 二二八事件における情報機関とその役割 林正慧著/杉森藍訳
第六章 二二八事件のマスコミ業界への衝撃 何義麟著/竹茂敦訳
第七章 二二八事件をめぐる「正義と和解の追求」
─名誉回復運動の歴史的考察(一九八七年─一九九七年)
薛化元著/前田直樹訳
第八章 歴代総統の二二八事件に対する移行期正義としての貢献
(一九九八年─二〇一九年) 俊瑩著/嶋田聡訳
参考文献
索引 |
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