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■内容説明
「城」の登場は人びとに何をもたらしたのか。発掘調査が進む小牧山城、古都・奈良に築かれた多聞城、まぼろしから解かれつつある伏見の指月城、そして城郭の最高峰・名古屋城など、考古学、建築学の成果をもとに人びとと城の意外なかかわりをひもとく。執筆者=小野友記子(愛知県小牧市教育委員会・考古学専門委員)、佐藤亜聖(滋賀県立大学人間文化学部教授)、馬瀬智光(京都市文化財保護課)、木村有作(愛知県埋蔵文化財調査センター、元名古屋市学芸員)、大下武(東海学センター理事)、今尾文昭(東海学センター理事長)。第8回「東海学シンポジウム」講演記録。
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■目次
『信長公記』と小牧山城 ─信長の奇特なる御巧み─ ◎小野友記子
中世末期の奈良における都市変革と「多聞城」◎佐藤亜聖
〈コラム〉多聞城、その「見せる/見られる」こと◎今尾文昭
〈寄稿〉文化財をめぐる名古屋城歩き 歴史遺産の宝庫・名古屋城◎木村有作
豊臣秀吉と指月城跡◎馬瀬智光
〈コラム〉奥村徳義の『金城温故録』に学ぶ◎大下武
座談会 「城」に何を学ぶか |
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