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■内容説明
「教え子を再び戦場に送るな」――勤評・安保闘争を通じ、良心をかけ、職をかけた必死の運動を展開したあの時代。愛知の教育エネルギーを未来に引き継ぐための運動記録。歴史に学び、歴史を創るために。
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■目次
口絵
はじめに
第一章 さまざまな八月十五日
第二章 教育の再建・民主化と組合活動
一 愛教労(愛知県教育労働組合)の誕生
二 最低生活権獲得闘争と男女差撤廃
三 視学委員制度の実現
四 愛教労の分裂
五 分裂の背景 二・一スト前後
六 愛教組(愛知県教員組合)結成
七 愛教労の勇士♀謦」る
八 校長公選論と夏期大学
九 政令二〇一号と給与懇談会
第三章 レッド・パージに抗して
一 愛知の教員の反対闘争
二 様々な困難と妨害の中で地労委に提訴
三 審査会で不良教員の理由を覆す
四 中央労働委員会仲介と、その後
第四章 民主主義教育文化の建設
四章のプロローグとして
一 学校劇・演劇教育運動
1 岡崎学校劇発表会とサークル誕生
2 巡回子ども会で人形劇を公演
3 愛知第二師範演劇部と地域演劇運動
4 教科書劇と日本学校劇(演劇教育)連盟のこと
二 綴方・作文教育運動
1 額田の「村の子」と「綴方風土記」
2 愛知作文の会結成と『平原』発行
3 西三河作文の会と「愛作協」(愛知作文教育者協議会)結成
4 『作文路線』と「愛作協」の解散
5 新城の第七回東海作教と それ以後
三 『根石小学校八十年史』の頃
四 教科研(教育科学研究会)運動
1 名大教科研結成と地域サークル
2 第六回教科研東海ブロック岡崎大会
3 岡崎教科研と東海教科研のその後
第五章 勤務評定反対闘争・脱皮をはかった愛教組
五章のプロローグとして
一 上げ潮の青年部と婦人(女性)部
1 『青龍』(青年部機関紙)に目玉が入る
2 愛教組青年部のうたごえ運動
3 青年部機関誌『さんそ』発行
4 産休補助教員と、母と女教師の会
二 高校大学区制・任命制教育委員反対運動
1 大学区制反対で五者会議
2 人間ロボット式教委と教員を危惧
三 一人の百歩より百人の一歩の教研に
四 任命制教委による不当人事と反対闘争
五 許すまじ勤評
1 動き出した巨象
2 第一九回臨時大会と鶴舞ニ万五千名集会
3 勤評闘争の中での役選と人事闘争
4 県庁前二万名集会とリボン・署名運動
5 九・一五―画期的な地域統一行動
6 十・二八実力行使可決とその後
7 勤評実施後も屈しなかった教師たち
六 安保反対で教師もジグザグデモ
第六章 退職年齢延長への年毎の苦闘
一 男子五〇歳女子四五歳で退職勧奨の嵐
二 不当人事反対運動と六十歳への引き上げ
第七章 これまでの運動の補足と追加
一 日本一のすし詰学級解消と白書運動
二 民主教育の推進力=教研の前進と屈折
三 映像とマンガで見る愛知の勤評闘争
四 勤評実施後の職場・教師のことで
おわりに 肯定的に語る愛知の教育の時代を!
歴史に学び、歴史を創るために
―『戦後愛知の教育運動史』刊行によせて 畑田重夫
あとがき
参考文献
資料編 |
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