|
|
|
|
■内容説明
どの子も伸びたがっている、学びたがっている――。その願いを叶えるために、新しい教え方を工夫し、創造し続けた、東井義雄の授業づくりに学ぶ。
|
■目次
はじめに
プロローグ 三つの仮説/ESD
第一章『村を育てる学力』の原風景
1 生活綴方との出会い
いつから /「はてな?」と疑う /出隆『哲学以前』
2 雑誌論文から見えてくるもの
生活綴方との出会い /わかる過程も語れ /童心主義=教師の子守歌
「倍返し」
3 周辺部の子どもから学ぶ
生活環境を生きる子ども /モリタミツの事例
太陽さんと「アルキメデスの原理」
4 かしこさを求めて
書くこと=探求すること /「柿の研究」藤原の事例 /クレパスのねだん
威張る子←→いじける子 /自然観察 /だんご /母親の日記
5 「つまずき」を克服する〈わざ〉
トルストイの授業観 /教師の失敗
小括
第二章 ほんものの学力を求めて
1 文集『田んぼ道』
戦争責任 /子どものいのち /いのちの解放 /子ども自体が目的
里村の世界 /授業づくりの戦略
2 ESDの萌芽
調べる学習 /[教える・学ぶ]の関係 /授業とは何か /授業研究
学習集団づくり /国分一太郎の序
3 通信簿改革
『培其根』 /どの子も学びたい /ありのままを抱き込む
相対評価から脱却 /×をつけない /「つまずき」度に応じて
小括
第三章 言語活動の質を高める授業
1 言語活動の質とは
学習帳の指導 /PDCA /書くこと
2 子どもの観察日記
「あさがお日記」 雑草の生きる力
3 みんなで磨きあう
赤ペンで雑談 /聴きとってもらえる /問うのは子ども /発問の歴史
問と答の間で /「稲むらの火」 /ゆさぶり
4 ねうちづけと指さし
ねうちづけ /新旧指導法
小括
第四章「稲むらの火」の授業とESD
1 東井義雄の授業を切る
考え読みノート /子ども・教師・研究者による共同授業研究
小学校の文法学習 /ゆさぶり /視点論
2 「稲むらの火」の成り立ち
「稲むらの火」との出逢い /広小での授業研究 /中井常蔵
“Inamura no Hi”
小括
主要参考文献 |
|
|