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■内容説明
文化庁も「登録文化財」になると認めた校舎が、なぜ取り壊しに?愛知県立旭丘高校の校舎取り壊しに疑問を持った人々が、文化財保護だけでなく、スクラップ・アンド・ビルドの社会システムの打破を目指して展開した活動記録。
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■目次
はじめに 西澤泰彦
第1章 貫かれた大ウソ 河村たかし
1 暴挙
2 スタート
3 原風景
4 直感
5 焦燥
6 免震工法
7 足を運ぶ
8 捨てる神ありゃ拾う神あり
9 真実を知る
10 文化財
11 虚偽答弁
12 教育の場で繰り広げられた、ウソと真実隠し
第2章 文化財としての校舎 西澤泰彦
1 旭丘高校校舎の建築史的評価
第3章 旭丘高校校舎の再生を考える会 西澤泰彦
1 設立総会―最初の試練
2 無責任な文書と発言
3 活動の理念―環境問題としての校舎再生
4 耐力度調査と登録文化財制度
5 耐震診断の実施要求と登録文化財への申請
6 校舎取り壊し禁止の仮処分申請
7 仮処分申請を却下
第4章 体制に与した同窓会 永井充
第5章 校舎を取り壊してはならない――裁判の経緯 平野保
1 はじめに
2 裁判の概要(仮処分申請)
3 仮処分決定と運動に与えた影響
第6章 多様な活動の展開 西澤泰彦
1 多様な活動の展開
2 情報の発信
3 運動を終えて
第7章 校舎建て替え問題に寄せて
赤瀬川原平―旭丘高、校舎が映す歴史
櫻井よしこ―愛知・旭丘高の伝統ある校舎を調査なしで壊す県教委の暴挙
杉本裕明―古い校舎解体せず廃棄物の発生抑制
小島敏郎―「学校保存」に英断を
奥村峰造―旭丘高校の校舎を顧みて
木下弓子―「旭丘高校校舎の再生を考える会」にかかわって
わたなべしょうぞう―校舎問題とは、教育の問題
近藤麻衣子―それでも改修がよかった
建築再生デザイン会議(中村享一、荒巻利男、岡田昌治)
―旭丘高校校舎再生計画
伊藤寛―旭丘高校と豊郷小学校問題
活動年表
編集後記 永井充 |
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