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■内容説明
なぜ、あの戦争を止められなかったのか?戦争で夫を失い、弟をヒロシマで亡くした著者が、自らの体験を語り若い世代に問いかける。首相の靖国参拝、憲法改悪、愛国心教育など、太平洋戦争前夜と酷似した情勢に傾斜する日本の現在に警鐘を鳴らす。
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■目次
はじめに 戦争とは何ですか
T 国民は、なぜあの戦争を止めなかったの?
1 昭和天皇の『独白録』
2 ファシズム体制化の若い日々
3 二十歳の未亡人
4 夫は『歎異抄』を抱いて戦死
U どん底に落ちれば、はい上がるのみ
1 原爆被災者、実弟の手記
2 平和憲法の誕生
3 戦後六〇年――私と国と
4 今日の「靖国参拝」
V このごろ、キナ臭さを覚えませんか
1 有事法制その他もろもろの法律
2 へんな時代――立川事件、「君が代」判決などなど
3 教育基本法と愛国心
W 日本、これでいいのかしら?
1 今こそ「九条の会」
2 戦争を知らない大人たち
3 夢見る老婆――平和への願い
あとがき |
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