風媒社トップページ > 図書目録 >
 

 
キーワード検索

半角スペースで区切った
全ての語を含む
いずれかの語を含む
 
ジャンル検索
社会・ノンフィクション
環境・暮らし
女性からの発言
名古屋・東海を読む
教育・子育て
福祉・障害
歴史・民俗
哲学・思想・宗教
政治・経済
文学・文芸
芸術・写真・映画
エッセイ・評論
健康・食・趣味・ビジネス
アウトドアガイド
暮らしのガイド
小説
コミック
ブックレット
中国21
短歌ヴァーサス
アリーナ
遊民
追伸
東海学シンポジウム
品切れ・絶版図書
 
 
いのちか原発か

著者: 小出裕章 中嶌哲演

本体価格: \1,200(税別)
サイズ: 四六判並製 190頁
ISBN: 4-8331-1093-8
発行年月: 2012年3月刊

数量


 

■内容説明

40年にわたって「反原発」を貫く不屈の研究者と、「世界一の原発銀座」若狭で反対運動を続ける反骨の僧が、フクシマ後の日本の在り方を語り合う〈反原発直言対談〉。3.11福島第一原子力発電所事故の衝撃後、私たちが選択すべき未来を問う!
 

■目次

T 原発事故があばいたこの国の正体
「中間貯蔵施設」をめぐって
推進側はすべてを知っていた
腐臭を放ちはじめていた原発というシステム
今起きていることは戦争よりひどい
言葉では表現できないほどの無念
原子力の息の根を止めたい
「もんじゅ」を「プルートー」と改名せよ

U 人間と敵対する科学への疑念
脱原発ではなく「反」原発
大学闘争と女川住民
反原発運動の初期は頑張っていた
原子力の場に残るという決断
放射線被曝の陰湿な性格
原子力村はむしろ現地にある
国は、忘れ去らせようという作戦を立てている
原子力を進めてきた人間を全員刑務所に入れるべき
責任の所在を明らかにしない日本人のメンタリティ
科学がやったことは、地下資源の収奪だけ

国策としての戦争と原発推進
─若狭で“第二のフクシマ”を起こさせないために 中嶌 哲演
小浜に原発が来る /阿納坂トンネル秘話 /反対する者への不当な圧力
反対署名ローラー作戦を敢行 /なぜ若狭に原発が集中したか
国策としての戦争、国策としての原発推進
被曝労働者は特攻兵士 /新たなるヒバクシャ差別
ストレステストなど話にならない /若狭を襲った災害の歴史を踏まえよ
V 絶望のなかに希望をもとめて
原子炉実験所助教の仕事
第二、第三のフクシマが起きかねない
「少欲知足」というライフスタイルへの転換
見えてきた小さな変化
原発現地をどうするか
ばらまいた毒物が「無主物」とは
原子力と差別
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」
宗教者と原発への責任
科学技術信仰の克服へ 
それぞれの反原発 

これが原発事故なのだ…………小出 裕章
 
© 2003 Fubaisha, Inc. All rights reserved.