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■内容説明
数多くの「元日本軍慰安婦」の韓国・朝鮮人女性たちに取材し、その証言を記録し続けたフォトジャーナリストが放つ決定版証言集。
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■目次
はじめに 3
〈証言〉
「私自身が強制連行の最も確かな証拠ではありませんか。」盧 清子 24
「朝鮮人の特攻兵と一緒に歌って泣いたこともあります。」李 貴粉 34
「朝鮮語を使っただけで「トキ子」は首をはねられたんです。」金 英実 46
「「処女供出」の名目で私たち3人が連行されました。」李 相玉 53
「16歳の時、警察で拷問され気がついたら福岡の「慰安所」でした。」沈 美子 59
「朝鮮と中国の女性150人を並べ首切りを始めたんです。」金 大日 76
「空襲が激しくなっても「慰安所」には兵隊が並びました。」姜 順愛 84
「反抗した裸の女は性器を拳銃で撃たれて殺されました。」黄 錦周 95
「殺された「慰安婦」たちは地下室へ捨てられました。」郭 金女 104
「ひとりで1日30〜70人もの相手をさせられたんです。」文 玉珠 112
「「妊娠して役に立たないから殺す」と言って、お腹を軍刀で切ったんです。」
李 桂月 123
「勤労挺身隊として行った日本で「慰安婦」をさせられました。」姜 徳景 132
「兵隊は彼女の首を切り、その煮汁を飲めと強要しました。」 李 福汝 147
「日本や韓国の若者に事実を教えなければなりません。」 金 学順 153
〈ルポ〉
奪われた記憶を求めて ─元日本軍「慰安婦」沈達連さんの強制連行の現場から 164
日本への恨、戦争への恨 ─「慰安婦」だったことを恥だとは思わない。そうさ
せた日本が悪いのだから。 176
朝鮮で暮らす性奴隷被害者たち─計り知れぬ苦悩の果てに語られた過去 189
無窮花につつまれて ─韓国人元日本軍「慰安婦」金学順さんの死 215
あとがき 222 |
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