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■内容説明
“風化”の試練にさらされる四日市公害問題を、いかにして人々の記憶に刻みつけるか。当時を知る〈語り手〉と若い〈聞き手〉が語り合い、公害問題を振り返ることの今日的意義を浮かび上がらせた〈連続講座〉の記録。
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■目次
まえがき 池田理知子
開講にあたって 山本勝治
第1回 四日市公害訴訟の意義を考える
語り手 野呂 汎(四日市公害訴訟弁護団事務局長)
聞き手 阪倉芳一(四日市市立常磐西小学校教諭・公害市民塾)
第2回 四日市公害訴訟を支えた人たち
語り手 岸田和矢(四日市公害訴訟を支持する会事務局長)
聞き手 田中敏貴(四日市市立下野小学校教諭・公害市民塾)
第3回 塩浜からみた「四日市公害」
語り手 佐藤誠也(四日市市塩浜地区連合自治会長)
聞き手 濱口くみ(シー・ティ・ワイ)
第4回 公害で我が子を失った母の思い
語り手 谷田輝子(四日市公害患者と家族の会代表)
聞き手 谷崎仁美(アクティオ株式会社社員・四日市市環境学習センター勤務)
第5回 公害患者として、原告として
語り手 野田之一(公害認定患者・四日市公害訴訟原告)
聞き手 神長 唯(四日市大学環境情報学部准教授)
第6回 コンビナート労働者と「反公害」
語り手 山本勝治(公害市民塾「語り部」・元コンビナート勤務)
聞き手 武山浩司(会社員・四日市公害解説ボランティア)
第7回 「記録」することは「たたかう」こと
語り手 澤井余志郎(公害を記録する会・公害市民塾)
聞き手 片岡千佳(津市立明合小学校教員)
藤本洋美(三重県教育委員会事務局研修推進課勤務)
第8回 企業人としてみた四日市公害
語り手 今村勝昭(塩浜在住・元三菱化成勤務)
聞き手 深井小百合(三重テレビ放送社員)
第9回 「四日市公害と環境未来館」開設に向けて
語り手 須藤康夫(四日市市環境部長)
聞き手 瀬古朋可(シー・ティー・ワイ)
第10回 「四日市公害と戦う市民兵の会」について
語り手 吉村 功(「四日市公害と戦う市民兵の会」発起人・元大学教員)
聞き手 榊枝正史(「なたね通信」・東産業勤務)
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「語り手」「聞き手」プロフィール
あとがき 伊藤三男 |
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