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■内容説明
いまだ地方出版も地方言論も、その片鱗さえない時代、名古屋に風媒社を設立。ひとり出版の荒野を切り開き、社会の歪み、矛盾に堂々と切り込んだ反骨の出版人の〈魂の軌跡〉を刻む遺稿集。
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■目次
心から心へ
二つの日本たたき=^身のまわりの官僚主義/きんさん、ぎんさんと老人問題/名古屋のオペラ劇場 壮大なる無駄遣い/粗食が教えてくれること/二人の友の生と死/編集者心理 初心思い出させた「投稿」/一途に生きる 今を支える戦中の思い/自然体で生きる/これから何かが始まる/人間の無駄、厳禁/桜をたずねる旅/唐九郎の帰郷=^一冊の本の誕生/出版人の気概/出版人の本分/蘇れ長良川 金権癒着の象徴・長良川河口堰/腕白ざかり カンニング作戦失敗/ああ校長先生
エッセイ@ 出版をやろうなぞと思うヤツは
出版バカの今日と明日/不言実行≠フみが有効性をもつ/本を創る喜び/そのときから私は「野」と地続き/硬派≠フ友の明日に幸あれ/おそろしい人の心/愚直に生きる/四十五年後の夏に 軍国主義の末裔として/「賞」が怪しい/いま仏の心とは何か/弱者の立場 出版の原点を問い続けるNR出版会三〇年によせて/考えない℃瘤メとつきあう 活字文化の危機の中で
エッセイA「ものわかりのよさ」こそ最大の敵である
立ちはだかる≠アとの意味/田舎は様変わり/ウサギとカメの違い/人間と自然との共存/二百万都市なのに=^虚飾を捨てよう/教育への情熱/目刺し≠ニ白ハエ=^自分だけが見つめられている!!/美女と唐九郎/心優しき怪人/名古屋と私 無駄だらけの楽しい街を/うまいものと地域文化
一期一会
唐九郎風雲録
稚気あふれる器量人 ─本多静雄の魅力─
徹底した生 ─岩城康夫さんは現役のパリパリ─
わが師、わが友
素顔の明平さん ─追悼 杉浦明平─
厳しさと温かさ ─洋画家・橋本博英を悼む─
自己アピールの下手な先生 ─追悼 阿利莫二─
君はいまごろ鼻歌を歌っているか ─神谷長君をおくる言葉─
瀬尾健さんの思い出 ─世界の人びとへの贈り物─
死ぬまでが戦い ─追悼 加藤唐九郎─
照れやでオッチョコチョイ ─伊藤幹彦君を偲ぶ─
怪人・唐九郎伝説
年譜 |
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