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■内容説明
四日市公害は過去のものではない。訴訟50年を機に、〈公害〉の全体像とそれと闘い、抗い続けた人たちに焦点を当て、新たな道筋をたどる手がかりをさぐる。
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■目次
「四日市公害」とは / はじめに
T……………四日市公害との戦い
1 四日市公害と戦う市民兵の会と『公害トマレ』
2 三菱油化の河原田進出を止めたもの
3 幻の磯津二次訴訟
4 橋北で起きていたこと
5 第3コンビナートと四日市港ヘドロしゅんせつ問題
6 「市民兵の会」その後
U…………判決以後50年に起きたこと
1 四日市公害訴訟を支持する会のその後
2 四日市公害認定患者の会の動向
3 総量規制のもたらしたもの
4 公健法から「大気汚染」が消えた
5 立入調査をめぐって
6 四日市公害記録写真集
7 各地の大気汚染訴訟
8 まとめ
V…………四日市再生のために
1 四日市再生「公害市民塾」とその取り組み
発足とその目指すもの /「きく・しる・つなぐ」土曜講座と出版
2 若い世代の動き
地元メディアの仕事 /公害マンガの登場 /研究者たちの存在
3 四日市公害と環境未来館の開館
四日市公害資料とは /要求運動の展開 /残された課題
開館後の経過と現状 /継承に向けて /エコパートナー事業での成果
4 新しい時代に向けて
四日市公害と文学 和田崇
「ありがとうは青空が戻ってから言いたい」
─野田之一との対話
よしろう小伝
資料編
U部に関する資料 判決後の取り組み
V部に関する資料 「四日市公害と環境未来館」開設経過
あとがき |
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