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■内容説明
労働問題の専門家である著者が実習生たちの置かれた厳しい環境を浮き彫りにし、制度の問題点、今後の支援のあり方について問いかける。
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■目次
本書によせて 風間直樹
はじめに
第1章 帰国できない外国人実習生
フタバ産業事件
第2章 コロナ禍2年目の実習生
1 帰国飛行機代の相談が30件
2 3号移行手数料問題
第3章 SNS相談室
1 いきなり殴られる実習生
2 暴力をうけて逃げた実習生
3 大手コンビニF社の弁当工場でボッタくり
4 アスベスト除去作業を拒否したら解雇
5 20キロ以上の肉ばかり運ばされた女性
6 縫製業で続く不払い残業
7 妊娠相談
第4章 問われる監理団体のあり方
1 相次ぐアジア共栄の事件で
2 アジア共栄に関わる様々な事件
3 4年たっても「調査中」の事件も
4 アジア共栄をめぐる新たな動き
5 巨大な監理団体による不正
第5章 コロナ禍で相次ぐ緊急対策
1 外国人の入国停止と緊急対策
2 制度のはざまで取り残される外国人
3 あらたな取り組みも
第6章 技能実習制度見直しの動き
1 技能実習制度の現状
2 なぜ実習生は働きにくるのか
3 「人権侵害」の批判と不正の実態
4 入管法見直しの動き
5 内外からの「人権侵害」批判
6 技能実習機構のあり方について
7 技能実習制度の見直しについて
終章 多文化共生の時代へ
1 9年ぶりのベトナム訪問
2 介護労働者受入れの課題
3 地方から広がる多文化共生の取り組み
4 見えてきた私たちの課題
5 友好と共生の時代へ
補論
あとがき |
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