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■内容説明
明治末期に一人の肥料商が独力でつくった古典籍の私立図書館が、現在も市民の支えで西尾市岩瀬文庫として運営されている。この日本初の古書ミュージアムの歴史と蔵書を通して、日本のいまの図書館や本をめぐる環境、そして未来を考える。
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■目次
岩瀬文庫早わかりQ&A
明治維新当時の西尾城下
岩瀬文庫の世界
『続史愚抄』/『関東下向道中記』/『犬狗養畜伝』/『開巻得宝編』
『〈豆州下田〉温泉名所記』/『禽品』/『張込帖』/『修徳院書籍冊数改書並由来書』
『山王真形』/『村方取扱覚帳』/『三河碧海郡村分図』/『寿留嘉土産』
『日光道中之図』/『新撰陸奥国誌』
三河に岩瀬文庫あり
渡辺政香と岩瀬弥助/三河の二大文庫と岩瀬弥助
参考資料「八幡書庫記」と弥助灯籠の銘文
岩瀬弥助式古書購入法
[座談会]岩瀬文庫から図書館を考える
逸村 裕(筑波大学図書館情報メディア系教授)
樽見 博(日本古書通信社編集長)
堀川貴司(慶応義塾大学附属研究所斯道文庫主事・教授)
塩村 耕(名古屋大学文学研究科教授)
岩瀬弥助の読書ノート
岩瀬弥助 ゆかりの地をめぐる
@須田町 A浄賢寺 B西尾鉄道西尾駅跡 C伊文神社 D寺津八幡社
岩瀬文庫の今昔
思い出の品々
弥助没後の危機と文庫存続運動
学芸員日乗
[古典籍豆知識]……@表紙と外題 /A補修 /B版本と写本
Cくずし字を読む / D書誌学 /E文字の大きさ
岩瀬文庫 略年表
にしお本まつり |
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