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■内容説明
「何とかしたい」が社会を変える。手をたずさえ、こころをつないで、わたしたちの社会の困難をのりこえようとする人たちの物語。
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■目次
はじめに ─「ものがたり」を「こころがたり」に─
序章 ボランティアのはじまり
前史(戦後〜1980年)
───災害とボランティア
名古屋の「ボランティア元年」! 伊勢湾台風の経験を今に伝える
名古屋キリスト教社会館 谷川修さん
───障害児療育とボランティア
施設に「外の風」を入れ 子どもと社会に幸せを
あさみどりの会・島ア春樹さん
───障害者の生活とボランティア
「一緒に学ぼう! まちに出よう!」が社会をよくする
AJU自立の家 山田昭義さん
◎日本初の共同作業所とボランティア
───聴覚障害とボランティア
難聴者に寄り添って 日本初のサークルや字幕映画
要約筆記等研究連絡会まごのて 下出隆史さん
◎「善意銀行」「奉仕銀行」とボランティア
───食事サービスとボランティア
「お年寄りに弁当を」企業も連携し、先駆けの活動
守山区給食ボランティア 高桑嘉子さん
───子育てを担うボランティア
舞台鑑賞から本格的な子育て・子育ち支援団体へ
名古屋おやこセンター 竹内洋江さん
───ボランティアをつなぐコーディネート
「活動専業・主婦」の経験 女性の活躍に道
名古屋市婦人会館ボランティアビューロー協議会 近藤京子さん
創成期(1981年〜1994年)
◎社協とボランティア 住民の取り組み、職員も学んで「輪」広げる
───ボランティア同士の交流
幅広い参加者で熱気! つながりが「財産」に
愛知県ボランティア集会など 丹羽則雄さん
───高齢者介護とボランティア
“質”に“心”を添えた有償サービスを確立
地域福祉を考える会・鈴木八重子さん
───食事サービスとボランティア
弁当を届けて安否確認 ボランティアの限界も
食事サービス松栄 村上美智子さん
───高齢者介護とボランティア
住み慣れた家のように 名古屋で初の「宅老所」
はじめのいっぽ 野上美千代さん
───障害者青年学級とボランティア
障害者の社会参加を手づくりの「教室」で支える
ボランティアサークル汽車ポッポ 河合賢治さん
───障害児の遊びとボランティア
おもちゃの貸し出しを通じて 子どもも大人も、笑顔の輪
名古屋中村おもちゃ図書館 村豊さん
───親子が集える「広場」づくり
悩める母親に居場所を! 事業化意識して奔走
子育て支援のNPOまめっこ 丸山政子さん
───母親たちによる情報誌の発行
悩み、歩き、みんなでつくった子育てガイド
MIC 伊藤一美さん
◎障害者スポーツとボランティア
展開期(1995年〜2016年)
───災害とボランティア
被災地に息長い支援 地元では防災の人材育成
レスキューストックヤード 栗田暢之さん
───災害とボランティア
被災地の「仲介役」経験 地域の備えと仲間づくりに
災害ボランティアコーディネーターなごや ア賢一さん
───災害とボランティア
高校生たちが「友達」のように届ける支援
被災者応援 愛知ボランティアセンター 久田光政さん
◎ボランティアバスの先駆け・名古屋オイルバスターズ
◎紆余曲折で整備された情報の拠点・ボランティア情報コーナーから
名古屋市市民活動推進センターへ
───ボランティアをつなぐコーディネート
理想の情報誌追い求め試行錯誤の20年
ボラみみより情報局 織田元樹さん(本書編纂委員)
───食事サービスとボランティア
「人のため、自分のため」地域で続く配食サービス
清水なかまの家 近藤加津子さん、近藤京子さん
◎居場所づくりとボランティア
───専門職とボランティア
「子どもたち救うため」垣根超えた専門家と市民の関係
子どもの虐待防止ネットワーク・あいち(CAPNA)
岩城正光さん、兼田智彦さん
───障害者の生活支援とボランティア
「24時間365日」提供する福祉サービス
レスパイト施設コンビニハウス 市江由紀子さん
───視覚障害とボランティア
「声で映画を届けたい」名古屋から全国初の取り組み
視覚障碍者の情報環境を考える会ボイス・ケイン 岡本典子さん
◎愛知万博とボランティア
◎大学と企業の社会貢献
───当事者に耳を傾けるボランティア
寄り添って「声」集め地域の「つなぎ役」に
傾聴ボランティアきたちゃん 岩田美佐子さん
───当事者に耳を傾けるボランティア
電話一本一本を大事に子どもたちのため社会変える
チャイルドラインあいち 橋弘恵さん
◎災害ボランティアの足湯活動
◎新しい問題・課題とボランティア
◎フェスティバルから学びの場へ
あとがき ─なごやのボランティア史の編纂を終えて─
資料編 |
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