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■内容説明
「連携の絶妙期もあったから長すぎる夜は月に吠える ふり」 たっぷりと水をたたえた海や湖そのものでなく、その周辺や泡沫のような水分に詩を見ること……そんな微細な世界にこそ彼女にしかつかめない「詩」がある(田中槐/歌人)。第一歌集。 栞:田中槐、斉藤斎藤、石井辰彦
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■目次
「夢のあとさきへの手紙」
「ボーヴォワール」
「ありがとう」
「天国への扉を叩いて」
「かわき」
「月に吠える ふり」
「余生はここでと今のところは」
「イベント嫌い」
「きもち」
「色鉛筆さっちゃん(想定五歳・十二色)」
「題詠マラソン・二〇〇三」
「題詠マラソン・二〇〇四」
「夢の行列」
あとがきにかえて |
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