風媒社トップページ > 図書目録 >
 

 
キーワード検索

半角スペースで区切った
全ての語を含む
いずれかの語を含む
 
ジャンル検索
社会・ノンフィクション
環境・暮らし
女性からの発言
名古屋・東海を読む
教育・子育て
福祉・障害
歴史・民俗
哲学・思想・宗教
政治・経済
文学・文芸
芸術・写真・映画
エッセイ・評論
健康・食・趣味・ビジネス
アウトドアガイド
暮らしのガイド
小説
コミック
ブックレット
中国21
短歌ヴァーサス
アリーナ
遊民
追伸
東海学シンポジウム
品切れ・絶版図書
 
 
〈東海〉を読む
●近代空間と文学

著者: 日本近代文学会東海支部

本体価格: \3,800(税別)
サイズ: A5判上製 352頁
ISBN: 4-8331-2070-8
発行年月: 2009年6月刊

数量


 

■内容説明

坪内逍遙から堀田あけみまで、東海地方ゆかりの作家や、この地方を舞台にした小説作品を俎上にのせ、そこに生成した文学空間を読み解く。日本文学・文化研究の次代=時代を切り開くべく編まれた論集。
 

■目次

まえがき  二瓶浩明
地域の文化資源としての文学者――岐阜県美濃加茂市・坪内逍遙大賞を起点に       佐光美穂

愛知の文学者たち――終戦以前                            助川徳是

「芸術」と国家への理路――佐佐木信綱とその和歌観の変遷               松澤俊二

【column】探索・藍外堂主人奥村金次郎  宮崎真素美

『読売新聞』紙上の小栗風葉「青春」――読者の投稿と紙上での位置           牧 義之

新聞小説の境界――西遠地方/一九〇〇年代                      諸岡知徳
成るべく鉄道と筋かひにあるいて見よう
  ――田山花袋『日本一周』と柳田國男の「自由なる旅」               永井聖剛

【column】泉鏡花「歌行燈」の時空間―― 明治四〇年代の能楽界状況を踏まえて          山口比砂

蒲郡の物語――菊池寛「火華」と文芸講演会                      瀬崎圭二

兄の自殺と生家の崩壊――「人生劇場」の原点                     都築久義

「篝火」の中の川端康成――「門がなかつた」の〈孤立〉                細谷 博 

【column】佐々木味津三の文体――初期小説を中心に                  服部宏昭

【column】横光利一と伊賀、宇佐、鶴岡、そして伊勢神宮、芭蕉             二瓶浩明 

丸山薫の詩法と鉄道体験 
  渡辺章夫

青年都市の青年詩人たち――春山行夫と名古屋のモダニズム詩誌をめぐって        馬場伸彦

〈未完〉のモダン都市・名古屋
  ――『新愛知』におけるプロレタリア文学評論とモダニズム             竹内瑞穂

【column】柳生新陰流と尾張名古屋  加藤孝男  

太宰治の「老ハイデルベルヒ」の地、三島――「三島の思想」についての一考察      塚 雅

愛の賞味期限は切れたか――河原晉也「悲しきカフェ」を読む              山田健一朗

【column】小谷剛「確証」の世界――第二十一回芥川賞選評を手がかりとして       稲垣広和

電話する小島信夫――電子メディア論としての『別れる理由』              広瀬正浩 

愛知万博と非‐合意の表象空間――『サツキとメイの家』と押井守「めざめの方舟」    水川敬章

【column】堀田あけみ「1980アイコ十六歳」の周辺  鶴田武志

【column】その空の【白鯨】――〈東海〉とライトノベルの想像力            酒井 敏

〈地域学〉としての〈郷土文学〉論
  ――森田草平『煤煙』と江夏美好『下々の女』の〈故郷〉              林 正子

あとがき  酒井 敏
執筆者紹介
作品・書名索引
人名索引
 
© 2003 Fubaisha, Inc. All rights reserved.