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■内容説明
作品に登場する樹木や草花をくまなく調査し、該当する主要作品の引用と鑑賞、植物解説で、南吉文学の新たな魅力に光をあてる。巻末に「新美南吉の作品に登場する植物一覧」を掲載。
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■目次
新美南吉の作品に出てくる花木たち
はじめに 渡邊清貴
第1章 花
ぷりむら 〈短冊〉
菫 『良寛物語 手毬と鉢の子』
菜種の花 〈無題〉『菜種の』
薔薇 『小さい薔薇の花』
菖蒲 『百姓の足、坊さんの足』
桜 『里の春、山の春』
ぼたん 『こぞうさんの おきょう』
あぢさゐ 『ごんごろ鐘』
サルビヤ 『?』
薔薇 〈俳句〉
花 『花を埋める』
えにしだ 『和太郎さんと牛』
ひがん花 『ごん狐』
うめ 〈ハガキ〉
第2章 木
木蓮 『ヘボ詩人疲れたり』
槇 『狐』
桑 〈無題〉『北側の』
欅 『錢』
遠樹 〈書簡〉
花のき 『花のき村と盗人たち』
椿 『牛をつないだ椿の木』
ねむの木 〈詩〉「からす」
椰子 『巨男の話』
マツ 『マツノ スキナ オヂイサンノ ハナシ』
柊と橘 『鳥右ヱ門諸國をめぐる』
棕梠の木 『?』 91
はんの木と柳 『おぢいさんのランプ』
のうぜんかづら 『山の中』
白樺 〈詩〉「苔人形」
木 『耳』
からたち 〈断簡〉『午後七時。』
烏臼 〈詩〉「落葉」
竹 『鯛造さんの死』
第3章 草
れんげさう 〈詩〉「四月のあさの」
ナタネ 『ウマヤノ ソバノ ナタネ』
つくし 『ラムプの夜』
とくさ 〈詩〉「春の電車」
すかんぽ 〈短歌〉「スパルタノート」
草 『草』
茗荷 〈詩〉「百姓家」
かたばみ 〈詩〉「三年前のノートから」
ぺんぺん草 〈随筆〉「私の世界」
ヘンデル草 『丘の銅像』
乾草 『久助君の話』
第4章 実
ムギ 『ヒロツタ ラッパ』
麦 『木の祭』
西瓜 『疣』
林檎 『名無指物語』
蜜柑 『音ちやんは豆を煮てゐた』
柿 『川〈B〉』
椋 『椋の實の思出』
陸稲 『螢いろの灯』
綿 〈詩〉「綿の話」
おわりに 山田孝子
新美南吉の作品に登場する植物一覧 |
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