|
|
|
|
■内容説明
故郷の残像を描く第一小説集。「戦争、地縁と血縁の人間関係、男女の愛憎、そして山野のうるわしい自然。昭和生まれの日本人の暮らしの原風景がここには写し出されている。この中に自分の祖父母が、父母がいる、と多くの読者は感じるに違いない」(文芸評論家・清水良典)
|
■目次
笹百合
遺影
初午祭り
盂蘭盆会
笹百合
柚子の花
紀和の戦争
老農婦「お千代さ」
たぬき
年齢
女教師
防人物語
父のかばん
父のかばん
空港
風船
「イエスタデイ」は好きですか
梅干し礼賛
師範出のバリバリ
片割れイヤリング
雉子
華燭
詩歌の物語
詩歌の物語
ブラン恋しやホーヤレホ
黒い宝石
エッセイ 裂けたスカート
戦災の記憶
山間の村に爆弾が
裂けたスカート
麻雀ゲーム
エジプト旅行記
台北の熱い風
鯒とリョウブとカステラ
シンモコ
米国学校教育体験ツアー
あとがき |
|
|