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■内容説明
愛する息子よ/おれが恥ずかしいと思う理由がわかるかね/次の世代を担うお前にも心から許しを乞いたいんだ/亡くなった人に申しわけない/亡くなった人に申しわけないから」朝鮮抵抗詩人の精神を承け継ぐ文学者の第一詩集。
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■目次
T
息子と観る「ソウルの春」
水切り
走る
斧を入れる
風
輪回し
海峡をわたるとき
梅の花
春を迎えながら
歌
晩冬の夜の散歩
走る汽車をながめて
二〇〇二年 韓日ワールドカップ
田舎が好きな理由
詩
冬の小雨
U
無等山
日本のことを思う
新聞
かさ
懐かしい故郷
コロナの時代を送りながら
凧揚げ
紅葉が見れない秋
旅立つ気持ち
白紙
ある理髪ボランティア
花冷え
ベンチ
夢
父の筆
ハンコを押すこと
バナナ
V
平和な花が乱れ咲く日を
過ぎ去った青春時代
赤い郵便ポスト
詩が訪れてくる時
ある送別会の思い出
看板
信号の前で
真実な友達
名古屋の少女たち
コオロギの鳴き声
朝鮮学校の女子学生
秋の小雨
一粒の水滴
松田解子と朝鮮よ
赤ちゃんの泣き声が聞こえない
結婚
捨てたい時計
あとがき |
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