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■内容説明
個人の老化の速度は鈍行列車のようにゆったりと進む。ならば、ゆっくりと下り坂を楽しもう。老いの問題と向き合ってきた老年学の権威が大学病院長の役職から離れてちょっと一息。絶妙な距離感で自らの人生と老いを描いて、さりげない苦笑へと読者を誘う。
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■目次
T 自転車
自転車
目覚め
床屋
赤の傍線
物忘れ
鈍行
離脱理論
アルコール依存症
U 樟脳の匂い
樟脳の匂い
父
故郷の匂い
雪
走馬灯
ブラジル
廃屋
母
五月
お盆
衣替え
駒ヶ岳
V 定年三カ月前
定年三カ月前
定年まぢか
定年を迎えて
はしか
辞めて一年
バレンタインデイ
ホワイトデイ
W 老年同士の出会い
老年同士の出会い
携帯電話
老人性掻痒症
肥満
運動
ストレス
正常な老い
格好いい老人
愛知万博
真の自由
老人と病気
老人と体
老人と性格
吉田さん
X 病院長の私です
「院長の私です」
医療の職場に満足感を
看護師がいなくなる
医学生
病院長会議
大学病院
Y 高齢者の偏見
高齢者の偏見
老人とパーソナリテイ
寿命
尊厳死
サクセスフル・エイジング
同窓会
Y ひまわり保育園のパパ
ひまわり保育園のパパ
半パク遅れ
不安
パリの高齢者
天国の先生へ
台湾、生協、パスポート
将棋
孫
自尊心
人生の帰り道 |
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