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■目次
口絵 マリンの時間 ─アウグスチヌスを引証軸にして─マリン・アブラハムソン 文・小島亮
The `Mother and Child’ ceramic sculptures of Margit Kovacs ロレーヌ・ギルロイ
特集 代替エネルギーと日本の未来
巻頭言 新たなエネルギー技術の夢に向けて 後藤俊夫
〈鼎談〉 未来エネルギーと日本 藤原洋 三浦朱門 飯吉厚夫
〈超伝導のフロンティア〉
前原外務大臣のアルジェリア訪問と両国間関係 神谷 武
直流超伝導送電システムの技術的特長と導入について 飯吉厚夫 山口作太郎
アルジェリアの開発戦略と地中海圏のエネルギー問題 桃井治郎
インターネットワークの歴史から学ぶ超伝導送配電システム 河原敏男
中部大学200 m級超伝導直流送電実証実験装置(CASER-2)の建設
河原敏男 渡邉裕文 浜辺誠 山口作太郎
低炭素社会のための都市設計と超伝導送配電システム 河原敏男 服部敦
〈入門講座〉超伝導の不思議 村上雅人
〈論考〉
持続可能な低炭素社会に貢献する太陽光発電と炭素材料・デバイスの可能性
梅野正義
エネルギーと環境問題 笠原三紀男
数百年後の地球再生への道─地上に第2、第3の太陽を 菅井秀郎
住宅・建物のエネルギー消費の仕組みについて 山羽基
電気自動車用モータの開発 水野孝行
固体酸化物形燃料電池の開発状況と東邦ガスにおける取り組み 水谷安伸
〈小特集〉生物と多様性
【討論】日本における獲得形質遺伝思想の系譜
伊藤康彦 武者小路公秀 渡邊欣雄 中藤康俊 187
西欧近代化の限界と持続可能な開発のための教育(ESD)の行方 羽後静子
「市街地型孤立林」を地域コミュニティーの既存ストックへ転換するための
産学官協働による取り組み 南基泰 白子智康 味岡ゆい 愛知真木子 上野薫 231
インターフェイス
明治後期伊藤三綿合資会社の設立による経営組織の近代化と地方財閥化
―松坂屋創業家の伊藤次郎左衞門家400年の永続意義― 末田智樹
ロンドン東部の地域コミュニティ再生とSLADA(チャリティ団体)の挑戦
─ニック・ティラツー会長へのインタビューから 本内直樹
調査報告 庵─石川県富山湾の定置網漁村 長島信弘
名古屋を読む
貴族院議員早川周造─西濃から出た不世出の文化人 中西達治
先生に問われる「社会性」―寺子屋師匠考 丹羽健夫
ポートフォリオ 〈科学の構想力〉
都市地理学の研究アプローチを振り返る 林上
生産性向上のピラミッド 小野桂之介
中部電力の海外エネルギー事業への取り組み 市原尋司
将来の哲学教育のために 小野木芳伸
モンスーンに吹かれて5 虜―チベット南東部氷河― ハナ・ヌスビト
ネパールで輪廻転生について考える 大門正幸
ケアの養護社会学−関わる−つながる−越境する− 安林奈緒美
〈文化と社会〉
稚内の街から 佐々木政憲
100年前のイギリス・デイリー・メイル「理想の家博覧会」 伊藤裕子
桐壺帝の政治─源氏物語を政治史として読む 榎英一
ある尺八家の幕末 神田可遊
建国記念の日、そして「神武創業」と近代日本 高木博志
映画をあちこちから眺めたい 三浦暁子
セルビアのポピュラー音楽 上畑史
「ひきこもり」を問い直す 丸井妙子
コヴァーチ・マルギットについて ロレーヌ・ギルロイ(辻いずみ訳)
インタビュー 「京大天皇事件」から技術史家へ─中岡哲郎氏に聞く 今西一
書評論文
平田清明著『市民社会と社会主義』を読みなおす
―日本市民社会論の再考のための礎石として― 竹川慎吾
後発資本主義国の経済発展を考える―ガーシェンクロン・宇野弘蔵・高橋亀吉― 影浦順子
ブラーシュからの再出発 ─『人文地理学原理』を読みなおす─ 岩田京子
自著を語る 『メガ・リージョンの攻防』 細川昌彦
訳書『持続可能なエネルギー』 村岡克紀
新刊旧刊 『サイゴン ハートブレーク・ホテル』 岩間優希
『媒介する性』 有泉芙美子
『日本輸出陶磁器史』『名古屋陶業の百年』 吉原ゆう子
『魔女の誕生と衰退』 辻いずみ
編集後記
表紙 マリン・アブラハムソン |
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