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■目次
〈口絵〉ソヨルマーの芸術世界 ウランチメグ・ツルテム
特集 民俗知としての風水
巻頭言 ◎渡邊欣雄
〈学際シンポジウム〉風水思想と東アジア
◎渡邊欣雄・水口拓寿・兼重 努・浦山隆一・仲間勇栄・山元貴継・
澁谷鎮明・都築晶子・小熊 誠・鈴木一馨・宮内貴久
〈論考〉
南方の風水師に奪われた島の秘宝 ―中国最北端長山諸島における伝説と風水実践―◎緒方宏海
風水範疇の可変性について
―客家囲龍屋をめぐる景観人類学的考察― ◎河合洋尚
沖縄の「抱護」林に関する研究動向 ◎浦山隆一
韓国風水の形局論的側面
―「気」は「かたち」に表れる― ◎澁谷鎮明
沖縄県における地籍図・土地台帳とその活用 ◎山元貴継
一九九〇年代の「風水ブーム」の社会背景を再考する
◎小林宏至
Portfolio[1]民俗知の世界へT
インドの寺院案内バラモン(パンダ)の贈与マーケティング◎渋谷俊樹
森を追放された黄色い葉の精霊◎二文字屋 脩
月を食らう魔族:タイにおけるラーフ崇拝儀礼にみる自然現象とヒト
◎小川絵美子
ブータンの近代化と仏塔盗掘◎脇田道子
ブータン雑記―見聴きした「ことば」の数々◎黒田清子
西シベリア・ハンティ―マンシ自治管区における石油開発とトナカイ牧畜民
◎大石侑香
米をくれなきゃ地獄行き! セネガルの子供の行事タージェボン◎盛 恵子
戦争シミュレーション・ボード・ゲームを教えよう
―アフリカでチェスをする三つの秘訣◎盛 弘仁
コーヒーの葉を嗜む―エチオピア南西部カファ地方・「コーヒー発祥の地」におけるチェーモの飲用◎吉田早悠里
ジェネレーション・ギャップと「他者」:アフリカの子ども研究にむけて
◎清水貴夫
幻覚から物語へ―カメルーン南部ファン人社会におけるンビリ儀礼から
◎神谷良法
[2]民俗知の世界へU
文化の持続性と〈楽しさ〉―沖縄の模合を事例として◎吉田佳世
仲間―武道集団と大学における人間関係の比較◎小林貴幸
「長寿沖縄」社会での年老い方を考える◎菅沼文乃
他者と住まう:英国における共住の実践◎成定洋子
文明的な中国人観光客◎田中孝枝
カツラで大けがをする女性たち◎渡邉麻理亜
「病縁」論に向けての断章◎濱 雄亮
不思議な薬―伝説中の村の秘密◎瀋 潔
[3]民俗知の世界へV
光るものすべて金ならず―わが家の埋蔵金伝説◎佐藤喜久一郎
昔話と再生芸術◎斎藤みほ
親鸞聖人妻玉日姫伝承に関する一考察◎松山由布子
なぜ残されるのか?◎青木啓将
「天命」を待つ―諏訪大社御柱祭・御柱抽籤◎石川俊介
「逆」への手がかり―三木亘と宮本常一◎池田昭光
「包装」について考える―現代社会の/工業製品の物質文化研究
◎中林那由多
室町人の心象―酒と音楽と◎猪瀬千尋
日本旅行にはカレー粉を持参すべし─食事情から考える明治〜大正期の外国人による日本旅行◎長坂契那
「憎い」と「可哀そう」と「美味しそう」のなかで◎矢倉広菜
[4]人間と環境・世界
「現代思潮社」という閃光―記憶を辿る旅(1)◎陶山幾朗
納骨堂のデザイン変容と他界観◎内藤理恵子
ヴェトナム戦争とテレビ・ドキュメンタリー◎岩間優希
「ジャスミン革命」とチュニジア史◎桃井治郎
ヒマラヤ、風の分岐点〜ネパール、カリ・ガンダキ◎ハナ ヌスビト
[5]人間精神への眼差し
医療分野でスピリチュアリティの問題を論じることに意味があるのか?
―医学概論からの考察◎杉岡良彦
環境問題とスピリチュアリティ―3・11から何を学ぶのか◎濁川孝志
NDE(臨死体験)研究―科学か偽科学か?◎カール・ベッカー
現代のスピリチュアリティ探究◎大門正幸
「五大」思想の死生観◎岡本 聡
レクチャー 震災と東北 ◎赤坂憲雄
論文 星と動物(3) 獣帯(黄道12宮)の天秤・蠍・射手◎堀内 勝
インターフェイス
元祖ツイッター、渡邊欣雄さんのつぶやきとあしあと
◎梅屋 潔
ゴドフリー・リーンハート、イギリス社会人類学者◎長島信弘
過去をないがしろにしない
―ゴドフリー・リーンハートの社会人類学覚え書き◎出口 顯
フォトアルバム 1977. Silver Jubilee ◎大野 弘人
資料
終戦前後の俳壇現勢 復興・新生志向の鳥瞰表
―渡米した国民文学「俳句」の考現学─(其の二)◎奥泉 栄三郎
名古屋を読む
地名に刻まれた文化の記憶・災害の記憶◎中根洋治
自著を語る 「他人を見下す若者たち」出版の顛末◎速水敏彦
新刊旧刊
『沖縄シャーマニズムの近代聖なる狂気のゆくえ』◎平井芽阿里
『戦時下の経済学者』◎影浦順子
編集後記 |
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