|
|
|
|
■目次
〈口絵〉崔岫 の「天使」をめぐって 小島 亮
特集 戦後史の召喚
戦後史を召喚する◎小島 亮
論考
死のテクノロジーから生のテクノロジーへ◎佐々木 力
真珠湾・原爆疎開・学徒兵
─自分史から考える「戦後七〇年」─◎高山 智
真珠湾攻撃後のハワイ日系人抑留所
─「ニイハウ島事件」と原田梅乃─◎秋山かおり
異論者たちの近代 ─丸山眞男、ロバート・ベラーの日本思想研究に関する覚え書─◎アンドリュー・E・バーシェイ
石母田正を読み直す
石母田正の英雄時代論と神話論を読む
─学史の原点から地震・火山神話をさぐる─◎保立道久
暗い時代に─石母田正『中世的世界の形成』と戦後歴史学の起源─◎磯前順一
インタヴュー
「慰安婦」・朝鮮戦争・植民地近代化論
―ソウル大学校名誉教授・安秉直氏に聞く―◎今西 一
インターフェイス
D・オイストラフ、または戦士≠フヴァイオリン
―文化冷戦≠フ諸相をめぐって(2)◎陶山幾郎
戦争のはざまの「社会学」―─ザロモン= ドゥラトゥーアの
社会学構想とアドルノの偶然性論─◎表弘一郎
科学史を哲学的に研究する方法について
─クーン・コリングウッド・ヘーゲル─◎早川健治
特別論考
「丹羽信英伝」を読む◎鈴木幸治
ロシア革命一世紀を生きぬく視角 ─『ジョレス&ロイ・メドヴェージェフ選集』日本語版刊行によせて─◎佐々木洋
核の空騒ぎ?
─「イスラーム国」が核武装する可能性について─◎溝渕正季
Portfolio
[1]研究への道案内
教育と研究のタペストリー的発展に向けて◎後藤俊夫
組織学のすすめ ◎岸田民樹
中小企業のグローバル化に関する一考察
─構造構成主義の視点から─◎寺澤朝子
刃物工ロバート・パイクメアが生きた一五世紀ロンドン社会◎佐々井真知
[2]文化と研究の現場
ラジオトークとジェンダー
―ジェンダーの視点で見るラジオパーソナリティー◎北出真紀恵
一節切尺八の軌跡―誕生から復活まで―◎加藤いつみ
カリブ海諸島のスピリチュアル・バプティズム
―トバゴ島を中心に─◎長島信弘
物語にしかできない防災と復興
―東日本大震災を一〇〇年後に伝えるために―◎竹下正哲
宮脇晴 ―大沢鉦一郎と岸田劉生を追って◎中山真一
日本文化史における地方の役割と力―魯山人と地方のパトロンたち―◎金澤一輝
[3]人生の再確認のために
戦友たちのナミダ◎照屋全芳
一九六八年・沖縄闘争
―わたしの羽田空港出入国管理撤廃闘争―◎渡久地政司
続・あの頃◎大橋良介
勝守寛先生と大学コンピューターネットワークの揺籃期◎水島章次
「日本」という外国で暮らすことについて考える
―外国人医療支援グループの活動を通じて―◎大谷かがり
名古屋を読む
名古屋を講義する
―名古屋における国際交流の足跡を巡る―◎中山正秋
シンポジウム
〈論争〉坪内逍遙作品の現代語訳は是か非か
◎谷口正明・深谷大・鈴木 亙・高岡和雄・林和利
自著を語る
「都市サービス空間の地理学」◎林 上
「『おくのほそ道』と綱吉サロン」◎岡本 聡
「古代語形容詞の研究」◎蜂矢真郷 480
「名前と権力の中世史―室町将軍の朝廷戦略―」◎水野智之
新刊旧刊
『武谷三男の生物学思想』◎佐々木 力
『アイラブユーゴ1 大人編』◎栃井裕美
『植民地朝鮮の米と日本』◎徳間一芽
職場的モダニズムを捉える視点◎影浦順子
異端の歴史学者はどこから来たのか?
『竹村民郎著作集』(全五巻)の完結によせて◎小島 亮
編集後記 |
|
|