風媒社トップページ > 図書目録 >
 

 
キーワード検索

半角スペースで区切った
全ての語を含む
いずれかの語を含む
 
ジャンル検索
社会・ノンフィクション
環境・暮らし
女性からの発言
名古屋・東海を読む
教育・子育て
福祉・障害
歴史・民俗
哲学・思想・宗教
政治・経済
文学・文芸
芸術・写真・映画
エッセイ・評論
健康・食・趣味・ビジネス
アウトドアガイド
暮らしのガイド
小説
コミック
ブックレット
中国21
短歌ヴァーサス
アリーナ
遊民
追伸
東海学シンポジウム
品切れ・絶版図書
 
 
非核地帯
核世界に対峙するリアリズム

著者: 福島崇宏

本体価格: \800(税別)
サイズ: A5判並製 106頁
ISBN: 4-8331-4130-7
発行年月: 2017年3月刊

数量


 

■内容説明

「核兵器からの自由」を手に入れるため構想された地域的軍縮措置としての〈非核地帯〉。冷戦期におけるその始まりから、その後の拡大と展開を追い、核の存在する現実と向き合う方途を探る。
 

■目次

はじめに
略語一覧

プロローグ ─核兵器の脅威を目前にして

第1章 非核地帯とは何か
核兵器の登場
 広島・長崎への原爆投下と世界情勢の変化
 個人が核兵器を所有する? 
非核地帯は核なき世界への第一歩? 
非核地帯の構成要素
(a)核兵器の完全な不存在 
(b)検証制度(NPT・IAEAとの関連で)
(c)消極的安全保証
(d)地域別構成要素
コラム NPTとは? 

第2章 非核地帯の誕生─トラテロルコ条約誕生秘話─
キューバ危機とラテンアメリカ諸国
メキシコ凄腕外交官の登場
米国の介入
初の非核地帯の誕生─誕生の意義
コラム 国連と軍縮


第3章 非核地帯は本当に役に立つのか
      ─非核地帯の真の役割とは─
核兵器の非人道性
ブラジルが核開発に固執した理由
ブラジルによる電力政策の転換
対人地雷禁止レジームの形成
非核地帯とNPT-IAEA体制
コラム IAEAの役割/核兵器禁止条約

第4章 非核地帯の拡大と深化
冷戦期の非核地帯
ポスト冷戦期の非核地帯
 (a) 東南アジア非核兵器地帯条約(バンコク条約)
 (b) アフリカ非核兵器地帯条約(ペリンダバ条約)
 (c) 中央アジア非核兵器地帯条約(セミパラチンスク条約)
構想段階の非核地帯
非核地帯の残された課題
コラム 非核地帯の運用体系

エピローグ
あとがき
年 表
参考文献・資料
 
© 2003 Fubaisha, Inc. All rights reserved.