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■目次
口絵 ギリシャ・カトリック・イコンの現在形
イヴァンカ・デムチュクとリヴィウ◎小島亮
特集 ソビエトの世紀
「ソビエトの世紀」によせて 一九七〇年代から見直す◎小島亮
T ソ連史再考
政治の革命と芸術の革命
ロシア・アヴァンギャルドの場合◎桑野隆
改めて問う、スターリンの「くびき」
マイヤ・プリセツカヤ自伝を読み解きつつ◎高山智
ソヴィエト文学と主人公◎岩本和久
ヤーコヴ・テルレツキーをご存じですか?
量子力学の“唯物論的ペレストロイカ”とソヴィエト・イデオロギー◎市川浩
ソヴィエト/ロシア経営学の歩みについて
コリツキーの「ソヴィエト/ロシア経営学説史」関連著作を読み解く◎宮坂純一
田舎の「革命」
革命・内戦期サハリン島の地域構造◎天野尚樹
U 国際関係とソ連
戦争、大国の衰退と世界秩序再編
ロシア革命一〇〇年の現在から◎羽場久美子
オーストリア=ハンガリーから見たロシア革命
あるロシア史研究者の場合◎馬場優
抑留帰還者を巡る米ソ情報戦◎進藤翔大郎
第二次世界大戦中の秘密ラジオ放送局「フリスト・ボテフ」
コミンテルンが開始したブルガリア向けプロパガンダ放送◎島田顕
満洲における「ウクライナ運動」
忘却された日本─ウクライナ関係史◎岡部芳彦
忘却される十月革命
エストニアの社会的記憶における欠落◎小森宏美
一九四五年のカール・レンナー
スターリンのレンナー探索説とその真相◎青山孝コ
中ソ友好・交流と中国人の対外意識への影響◎鄭成
ハンガリー事件と中国
沈志華・銭理群の研究を中心に◎大澤 肇
V ロシア正教の省察
正教古儀式派の歴史社会学◎阪本秀昭
ロシア革命と古儀式派
モスクワ・ロゴーシスコエ古儀式派共同体を中心に◎宮崎衣澄
南シベリアの古儀式派教徒・セメイスキーの一〇〇年
パルチザン、宗教弾圧、「社会主義労働英雄」、そしてツーリズム◎伊賀上菜穂
日本ハリストス正教会とロシア◎伊藤慶郎
W 藤井一行とソ連研究
父・勝野金政と藤井一行先生◎稲田明子
コミンテルンと日本人粛清◎藤井一行
米国共産党日本人部研究序説
藤井一行教授遺稿の公開によせて◎加藤哲郎
Portfolio
[1]現代史のワークショップ
国際日本研究の可能性 台湾での私の五年間◎辻本雅史
ハンガリーのノーベル賞作家ケルテース・イムレをめぐる論争◎早稲田みか
モンゴル革命 ロシア革命の落とし子か◎橘 誠
留学とベビーブーマー◎佐藤 誠
[2]科学のフロンティア
教育用レゴ(LEGO)を知っていますか?◎藤井隆司
サボテンを食べる ノパルを巡る冒険 ◎堀部貴紀
発光人間考 大場裕一 530
[3]人間を見つめて
その命、誰のもの? 出生前診断をめぐる意思決定を考える◎横手直美
フェミニズムと教育・福祉◎米村まろか
酒飲みと神さまの宿る町 横浜・寿町をめぐる一考察◎勝又雄
世にも楽しい赤ちゃんイベント
韓国と日本と沖縄の産育儀礼あれこれ◎平井芽阿里
終活の考現学 失われた「つながり」の帰趨◎長ア励朗
インターフェイス
文化相関的科学哲学の基本理念◎佐々木力
『ツィガーヌ』再考
─バルトーク・イェリー・ラヴェル◎伊東信宏
中国近代の優生思想、フェミニズムの躓きとたじろぎ
─諷刺画「中国における山額夫人」(一九三六年)を読む◎坂元ひろ子
イングランド王ヘンリ八世の庭園
─史料から読み解くその役割◎佐々井真知
「モスクワ芸術座」来日の衝撃 ─「三人姉妹」はなぜ遠くを
見つめるのか─“文化冷戦”の諸相をめぐって(4)◎陶山幾朗
名古屋を読む
山田彊一「生き方すべてが現代美術」◎中山真一
自著を語る
『古代地名の国語学的研究』◎蜂矢真郷
『都市と港湾の地理学』◎林 上
『海賊の世界史』◎桃井治郎
新刊旧刊
『〈フランツ・シューベルト〉の誕生』◎山口真季子
『ウォール・ストリートと極東』◎影浦順子
編集後記 |
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