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■目次
口絵 私の舞台 20世紀のリトアニアと日本の歴史への祈り
◎ビルーテ・マール
ヴィリニュス追憶 迷宮都市の天使によせて ◎小島 亮
巻頭言 アリーナの終刊にあたって ◎小島 亮
○記憶の歴史学
宇宙観・自然観・人生観と大学の未来
科学者・飯吉厚夫の歩み 第4回 ◎聞き手・岩間優希
沖縄の民衆と差別 西里喜行氏に聞く(2)
◎今西一・大郁子・石川亮太 編
二人が歩んだ道 沖縄戦体験者二人の聞き取り調査記録 ◎水野 陽
数学史家・自然哲学者としてスピノザ的生を生きぬく
佐々木力 学問への道程 3 ◎佐々木力
○特集 歴史の検証・復初の精神
人文知の再起動 地域学・国際学・地球環境学の未来可能性 ◎立本成文
南蛮屏風と芥川龍之介 原三溪、京都帝国大学文学部陳列館、
新村出『南蠻記』をめぐって ◎荒屋鋪透
『アリランの歌』を再読するために「圏域」的視点から ◎黄 東淵
「五〇年分裂」小論 戦後日本共産党史のために ◎河西英通
白鳥事件と中国 川口孝夫の「遺書」 ◎今西 一
学術剽窃と司法裁判
原朗『創作か盗作か』をめぐって ◎堀 和生
日本国憲法と女性の政治参加
候補者均等法についての自由論からの一考察 ◎梅川佳子
近代世界システムとカリブ海賊 ◎桃井治郎
ロシア社会とヴィソツキー現象
没後四〇年・詩人はなぜ愛され続けるか ◎高山 智
『美しき水車小屋の娘』とは誰か?
サイコロジカル・ホラーとして聴く ◎伊東信宏
東ドイツにおけるシューベルト没後一二五年祭(一九五三)
◎山口真季子
リサイクルされるヴァージニア・ウルフ
山口はるみと一九九〇年代PARCOのコピー ◎伊藤裕子
フリードリヒ二世の建築
十字軍とフリードリヒ二世の城塞建築(二) ◎稲川直樹
教皇フランシスコ試論
第二ヴァティカン公会議の生成論的受容 ◎村上信一郎
○〈小特集〉 ポストコロニアルを超えて
特集に寄せて ◎李 康民
鼎談 〈つながり〉を想起し紡ぐこと
二〇一九年、夏のソウル ◎平野克弥・権桃楹・小田龍哉
神がかり・通俗道徳・資本主義の精神 ◎磯前順一
近代の蹉跌ともう一つの啓蒙という物語 ◎平野克弥
日本近世の「怪異」と資本主義精神 ◎木場貴俊
慈雲と雲照の十善戒 規範と主体とをめぐる考察 ◎小田龍哉
○Portfolio [1]研究序説・研究余滴
漫画の国際性 ◎坂元ひろ子
映画『祇園祭』の“史料”を求めて ◎京樂真帆子
くりかえされる投票問題の「発見」 ◎西本和見
原発の門あるいは母への、ゲルニカ ◎嶋守さやか
バリ島の長老集団の役割と構成について ◎嘉原優子
大阪にもあった外国人居留地 ◎玉置栄二
記憶と記録 プラトン『パイドロス』における「書かれた言葉」への批判から ◎三浦太一
笑顔の進化と発達を探る ◎川上文人
イエズス会宣教師の作成した漢字字書『落葉集』について ◎千葉軒士
[2]人生回顧・人生往還
映画製作とコロナ自粛の日々 ◎内藤 誠
私の外遊経験 ◎中島 泉
「夜の街」のメモワール ◎竹下正哲
日本の速記と私の来た道 ◎小島かずえ
中部大学に育てられて ◎峯 陽一
ジョージ・O・トッテン教授の思い出 ◎吉田昌夫
中部大学で過ごした日々─日記で甦る俤三体─ ◎鷲見洋一
○最終講義
スピノザと安藤昌益の自然哲学
彼らの生きざまに惹かれながら最終講義に代えて ◎佐々木力
○インターフェイス
能・狂言色彩考 ◎林 和利
嗜虐と被虐の交錯世界 ダリオ・アルジェント作品に関する覚書 ◎小松史生子
第一次世界大戦の発生原因について ◎三島哲哉
宣長と牡丹 「漢心」批判への一視点 ◎岡本 聡
オランダの教育制度原理への羨望とその淵源 ◎澤田裕之
○名古屋を読む
吉岡弘昭 永遠の「ふるえる少年」 ◎中山真一
○〈小特集〉PALACSINTA特別篇
波間に揺れる
戦火のヴェトナムを米軍と航海したLST船員たちについてのメモ ◎伊藤めぐみ
ジャパニーズ・ウイスキー 和酒となった洋酒
◎メリー・ホワイト/有泉芙美代 訳
北中米おける近年の人の移動傾向に見られる変化について ◎筒井博司
プラナカンビーズ刺繍体験記 ニョニャの伝統と思いを紡いで ◎栃井裕美
令和時代の合格祈願 学問の神様と学校の神様 ◎平井芽阿里
名古屋日本語学校物語 新米教師の思うことを心のままに ◎燗美由紀
ラオスのPANA通信社とTcheng-Tse Choen ◎岩間優希
急性白血病に挑む 化学療法から造血幹細胞移植まで ◎勝又 雄
午前八時、モスクワ広場でコーヒーを ◎小島 亮
○自著を語る
『「神国」の残影―海外神社跡地写真記録』 ◎中島三千男
『国語重複語の語構成論的研究』『論集 古代語の研究』 ◎蜂矢真郷
『ゲートウェイの地理学』 ◎林 上
○書評論文
『石母田正と戦後マルクス主義史学』をひもとく ◎小倉慈司
世俗主義批判としての翻訳不能論 タラル・アサド『世俗の翻訳』を読む
◎プラダン・ゴウランガ・チャラン
グローバルヒストリーと史的唯物論のあらたな射程 ◎平野 克弥
『希望の歴史学──藤間生大著作論集』 ◎平野 克弥
編集後記 |
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