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■内容説明
サウナ室にはコミュニティがあった。新型コロナ禍では、人々が集まることが激減した。しかし、ある地方都市では、愉快な現代版「井戸端会議」が意外なところで開かれていた。〈本格派〉社会学者による新しい都市社会学。
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■目次
序 章 水場のアフォーダンス
第1章 ソシアビリテと社会学
1.ソシアビリテとは何か
1. 1 G・ギュルヴィッチ
1. 2 歴史学的転回
2.プレ大衆社会におけるソシアビリテ
3.大衆社会におけるソシアビリテ
3. 1 空間論的観点
3. 2 人間関係論的観点
4.ポスト大衆社会におけるソシアビリテという課題
第2章 マダムとオヤジの会話
終 章 危機に生きるソシアビリテ
1. 行為論(方法論的個人主義)
1. 1 主意主義と機能主義
1. 2 ジェンダーとコケットリー
2. 相互作用論(方法論的関係主義)
2. 1 秩序形成
2. 2 意味世界と心的相互作用
3. 構造論(方法論的集合主義)
3. 1 地域社会におけるスポーツジム
3. 2 自治会と老人会
3. 3 高齢男性の問題
3. 4 宗教と慣習
4. 新しい地域社会のめばえ
付論 新型コロナ禍と社会学理論
1. はじめに
2. リスク社会と受益圏・受苦圏論
3. 経営システムと支配システム
4. メディアと科学システム
5. マシュマロ・テストと信頼
あとがき |
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