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■内容説明
本書でウェンデル・ベリーは、想像力を大事にする人文知(ヒューマニティーズ)の重要性を強調し、人文知の上に立ってこそ、大学教育の未来が築けるとの見解を示している。リベラル・アーツに立脚した深い洞察に満ちた教育論であるとともに、現代文明全体を広い視野で取り上げる深く鋭い問題提起の書。
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■目次
訳者まえがき 鈴木順子
I 大学の現状:専門化と言葉の重要性
II 言葉の本質と大学の制限
III 大学の崩壊と「生命の木」
IV 「キャリア準備」教育の本質と「木の幹」教育
V 「学校での失敗」と「大学への期待と基準」
VI 「文学」を読むということ
VII 想像力と大学の産業(工業)化
VIII 大学が健全であるための問い
訳者あとがき なぜ今、詩人ウェンデル・ベリーの教育論なのか! 宗宮弘明
解説 「大学の喪失:その再生への希望」を読む 三島浩路 |
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