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■内容説明
海底10mになぜ遺跡があるのか?日本で最初に見つかった古代塩田とは?特別天然記念物になった埋没林の神秘に驚き、お城の石垣を地学の眼で解き明かしたり……などなど、ドラマチックな大地の営みをさぐる地学ガイド。
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■目次
まえがき
本書の関連地図
愛知県
1 瀬戸物の町、いま「魔法の粉」で世界のトップをめざす(瀬戸市)
2 海底10メートルに縄文ムラ(南知多町)
3 硯石に、よく見ると深海魚の化石(新城市)
4 美濃市から渥美半島に通い詰めて30有余年(田原市)
5 おしゃれ急須のふるさと(常滑市)
6 タービダイトに襲われた惨劇の舞台を掘る(南知多町)
【石垣を語る】城石垣はジオサイト―名古屋城
三重県
1 1500キロ北上した? 中央構造線(多気町・松阪市)
2 鈴鹿川河床から体長5メートルのワニ化石(亀山市)
3 濃尾平野一望の多度山ハイキング(桑名市)
4 世界最大規模のカルデラ噴火(熊野市)
5 潮騒の神島―全島丸ごとジオパーク(鳥羽市)
6 2メートルの天井層が守った桑名の液状化(桑名市)
【石垣を語る】築城の名手・藤堂高虎の城―伊賀上野城
岐阜県
1 南の島サンゴ礁からの風(関ケ原町)
2 夜叉ヶ池―尾根の上に水が湧く不思議(揖斐川町)
3 海洋無酸素事件の現場(坂祝町)
4 スゴイ! のひとこと―飛水峡の縞々チャート(七宗町)
5 「君の名は。」の聖地が石棒の聖地だって知ってた?(飛騨市宮川町)
【石垣を語る】天下布武・信長の城―岐阜城
福井県
1 超絶の柱状節理―越前松島海岸(坂井市)
2 世界標準の地球時計となった水月湖(若狭町)
3 弁慶の洗濯岩を科学する(福井市)
4 メランジュはまぜまぜ―付加体ミキサーを覗く(若狭町)
5 列島横断の活断層―敦賀湾から伊勢湾へ(越前町)
6 城のある町にエアーズロック(大野市)
【石垣を語る】銘石 笏谷石の石垣―福井城
石川県
1 日本で最初に見つかった古代塩田(羽咋市)
2 爽快! 千里浜なぎさドライブウエイ(羽咋市)
3 黒い装甲車―日本にもいた巨大糞虫(珠洲市)
4 恐竜王国福井は中学生が拾った1本の歯から(白山市)
5 七輪に珪藻土が利用されるわけ(珠洲市)
6 氷河性海水準変動を解き明かした大桑層(金沢市)
【石垣を語る】石垣の博物館―金沢城
富山県
1 蜃気楼生み出す奇跡の埋没林(魚津市)
2 「くわい揚げ」に似たノジュール(八尾町)
3 疫病封じに彫られたか磨崖仏(上市町)
4 国会議事堂を飾った「オニックスマーブル」(黒部市)
5 破砕帯の脅威を知らしめた「黒部の太陽」(立山町)
6 壮観! 立山カルデラとミクリガ池(立山町)
【石垣を語る】前田利長が築いた城―富山城
【コラム】 深海生物化石の発掘調査(その1)
【コラム】 深海生物化石の発掘調査(その2)
参考文献
あとがき |
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