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名古屋から消えたまぼろしの川と池

著者: 前田栄作

本体価格: \1,700(税別)
サイズ: A5判並製 135頁
ISBN: 4-8331-4321-9
発行年月: 2024年9月刊

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■内容説明

今はなき水辺の面影を求めて――。ビルの建ち並ぶ繁華街や多くの自動車が行き交う道路にも、かつては長閑な田園が広がり、水を湛えた川や池があった。
 

■目次

第一章 名古屋東部の新田開発と猫ケ洞池
公園の一部として生き残った「ため池」 / 沢水を集めてつくられた猫ケ洞池 / 濃尾地震と猫ケ洞池の決壊 / 東山公園にある山崎川の水源 / 消えた山崎川の流路 / 山を越えた猫ケ洞池の水 / 川原神社に導かれた猫ケ洞用水
第二章 たくさんの小川を集め流れた山崎川
人為的に変化している山崎川の水量 / 山崎川の水源になっていた流域のため池 / 縁起が悪いと名前を変えた鏡ケ池 / 人家のない水田地帯を流れる山崎川 / 何本もあった猫ケ洞用水 / 名前を変えながら流れる山崎川 / ため池は山崎川の東側(左岸)に多かった / 水に乏しかった伊勝村 / 伊勝の集落は隠れ里 / 杁と杁の間だから「杁中」 / 隼人池と二つの池 / 山崎川にかけられた樋 / 五軒家に入植した成瀬家の同心 / 軍事的要塞として重要であった八事 / 隼人池が秘めていた役割
第三章 山崎川周辺のため池
三日月のような形をしていた鼎池 / 萩の名所から桜の名所に / 山崎川を徒歩で渡った塩付街道 / 瑞穂区には多くのため池があった / 水車や湊のあった山崎川 / 天白川へ向かう八事の湧水 / 山崎川が天白川になる / 小さなため池が散在していた笠寺台地 / バケモノ新田と呼ばれた加福新田 / 下流につくられていた堤 / 時代とともに変わる山崎川の生き物たち / 【コラム】名前から見えてくるため池の姿
第四章 繁華街・今池を流れていた何本もの川
今池へと導かれた猫ケ洞池の水 / 今池の新田開発 / 意外なところを流れていた多くの用水 / 今池は馬の飼料を栽培する畑 / 今池と馬池 / 覚王山の下に掘られた謎のトンネル / 今池の水源 / 桜通を流れていた川 / 明治時代に今池畔で起こったある事件 / 千種区や昭和区にあった「名古屋」が付く田畑
第五章 名古屋台地を潤した湧水と幻の精進川
名古屋台地から湧き出る水 / 河童や大鰻が住んでいた川 / 栄にあった池や川 / 大須を流れる川 / 名古屋台地北端の湧水 / 御下屋敷を水源とした流川 / かつての名をとどめる小川交差点 / 御器所台地の湧水 / 精進川まで流れた猫ケ洞池の水 / 新堀川と精進川 / 新堀川より東を流れていた精進川 / 子どもを「捨てた橋」 / 精進川にまつわる物語 / 徳川家康による精進川改修計画 / 駅と港を結ぶ姥子川運河 / 千種駅までつなぐ新堀川運河計画 / 名古屋最初の都市計画事業・山崎川運河計画 / 名古屋の発展を担った新堀川 / 山崎川と新堀川
 
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