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■内容説明
消えゆく風景、語り継がれる記憶。闇市由来のマーケットの喧騒、都市改造事業の波と東海道新幹線の開通、そしてリニア開業へ――。戦後名古屋の基盤となった〈駅裏〉の姿を、貴重写真と証言で生き生きと描き出す。この地に刻まれた記憶が未来をひらく!
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■目次
駅裏/駅西の過去・現在・未来
一九六一年の「駅裏」地図
序
T 「駅裏」の日常世界 写真=杉山雄彦氏所蔵 林浩一郎 編
U 「駅裏」の都市改造
闇市としての「駅裏」/まなざしの衝突と共鳴/行政による都市改造/マーケットの反発/
在日コリアンとマーケット/恥と誇りの戦後史
【抄録】『河童』(一九八五) 作=平子純
駅西略年表
V 「駅裏」の生活史
在日女性たちの駅裏
……さえこさん、かよこさん、とみこさん、みつよさん
一部の人たちから貶められた土地であっても、私にとっては、駅裏も「住めば都」だったんですよ。
……井上重信さん
名古屋の駅裏、東京の山谷、大阪の釜ヶ崎。日本の三大悪所のひとつと言われた。
……岩間次郎さん
駅裏というところは「夢の跡」という気がするね。
……杉山雄彦さん
W 「駅西らしさ」とは何か
西原韓国食材商会
シネマスコーレ
ホリエビル
「夢の跡」、その先に
結
あとがき |
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