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■内容説明
「ゆとり」から「学力」「即戦力」へとシフトする教育環境。若い人たちが、今、身につけねばならない“力”とはなにか――。いま、立ち止まって考え、悩む力を身につけるために。高校の教育現場から発信する〈考えるヒント〉。
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■目次
はじめに
1 何が正しいのか(2008年4月〜9月)
春の感覚 /何が正しいのか
梅雨の晴れ間 /希望を持ち続ける
夏のきざはし /「わかりやすい」ということ
2 「学ぶ」ということ(1999年4月〜2000年2月)
受容から探求へ /自律的に
「学ぶ」ということ /「時分の花」ということ
清澄な秋の空気の中で /読書の奨め、あるいは文化への期待
学問の端緒―柿本人麻呂のこと
3 「習う」ということ (2000年4月〜2001年2月)
あたたかい気持ちのなかで /日常を見つめる
「習う」ということ /再び、「習う」ということ
新世紀に向けて /人間の卑小さと可能性と
4 持続する意志(2001年4月〜2002年2月)
読むこと、書くことのすすめ /進路を考えるにあたって
「三昧」ということ /ナショナリズムを超えて
持続する意志 /教え教わるということ
5 自然と人間(2002年4月〜12月)
進路を考えるということ /身を処する
夏の思い /自然と人間
自然に向き合う、モノに向き合う
6 萌ゆる命(2003年2月〜2004年2月)
観桜の記 /萌ゆる命
人間にとって“生活”とは /春に向かう
7 「今、ここ」から(2007年4月〜2008年3月)
いのちの春に /他者との比較ではなく
「もの」を見る、世の中を見る /「今、ここ」から
原爆の日 /秋に向かって
文系と数学 /プールの鴨
日々の重み /冬の景
春立つ /少年の春
参考図書
おわりに |
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