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■内容説明
愛知県初の総理大臣・加藤高明、ハンセン病差別にひとりで抗した医師・小笠原登、女性の政治参加の開拓者・市川房枝など、愛知に生まれ、日本を動かした7人の人生を紹介する。
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■目次
はじめに
1 加藤高明 ─外相及び首相としての功罪─
1 はじめに
2 加藤高明の生涯
3 外相としての功罪
4 首相としての功罪
5 おわりに
2 小笠原 登 ─ハンセン病に関する博士の先見性について─
1 はじめに
2 光田健輔と政府が推進したハンセン病患者絶対隔離政策
3 強制収容に抗した小笠原登の孤独な闘い
4 「らい予防法」廃止と違憲賠償請求訴訟に向けての闘い
5 おわりに
3 清沢満之 ─社会学的視座より見たその思想の特徴─
1 はじめに
2 清沢満之の生涯と業績
3 「個人ト社会」、「一因多果」、『宗教哲学骸骨』等に見る社会観
4 満之の社会改革案
5 「生活問題」、「パンの問題」等に見る精神主義とその担い手の問題
6 おわりに
4 鈴木正三 ─「日本資本主義の精神」論をめぐって─
1 はじめに ─課題の設定─
2 ヴェーバーにおける日本の近代化と禅宗
3 徳川期の社会・経済思想と仏教界の動向
4 鈴木正三にみる「日本資本主義の精神」論1 ─肯定論─
5 鈴木正三にみる「日本資本主義の精神」論2 ─否定論─
6 鈴木正三にみる「日本資本主義の精神」論3 ─折衷論─
7 結びに代えて ─彼らの所説に含まれる問題点・疑問点─
5 市川房枝 ─生涯を男女平等等の実現に賭けた婦選運動家・政治家─
1 はじめに
2 市川房枝の生涯
3 婦人参政権獲得運動
4 市川房枝の選挙浄化運動
5 おわりに
6 盛田昭夫 ─小さな町工場から〈世界のソニー〉へ育て上げた男─
1 はじめに
2 盛田昭夫の生涯と業績
3 盛田昭夫の経営哲学の真髄
4 盛田昭夫の販売哲学の骨子
5 おわりに
7 城山三郎 ─「経済小説」に見る凜とした経営者像─
1 はじめに
2 城山三郎の生涯と業績
3 『雄気堂々』の渋沢栄一と『わしの眼は十年先が見える』の大原孫三郎
4 『もう、きみには頼まない』の石坂泰三と『「粗にして野だが卑ではない」』の石田禮助
5 『運を天に任すなんて』の中山素平
6 おわりに
あとがき |
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