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■内容説明
理解には創造的な要素がめばえている。それは表現へと向かわざるを得ない傾きをもっている…。教育現場で体験した理解と表現の相互関係から、「ことば」の紡ぎだされる内的構造を考察したエッセイ集。
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■目次
T 理解と表現と
1 理解と表現の谷間から
2 理解を表現から、表現を理解から考える
─学習指導要領批判の試み─
U 表現の諸相
1 はじまりとしての表現
2 あることば体験から
3 移調と変形
4 表現と伝達
5 理解と表現(その一)
6 理解と表現(その二)
V 言葉の内と外
付 鳥の歌の科学
W 表現の領域
1 表現の領域(その一)
2 表現の領域(その二)
3 「道標」に寄せて
4 「想」による「実」の深化について
X 意味論と表現論
1 林野さんと言語哲学
2 反映論の立場から
林野滋樹著『言語学と英語教育』書評
Y 眼聴(げんちょう)耳視(じじ)─ひとつの障害観
1 眼聴耳視
2 「眼聴耳視」再論
3 障害者と美術
Z 二〇〇四年・二〇〇五年 表現の旅
付 交流への希求
[ 私の戦争体験─著者略歴に代えて
初出一覧
あとがき |
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