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■内容説明
若狭・内外海半島の浦々に残る口承や文献から、〈海幸山幸神話〉の原型をなす「若狭彦若狭姫大明神秘密縁起」の謎を追い、日本を代表する絵巻物語『彦火々出見尊絵巻』の世界を探訪する。
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■目次
はじめに
プロローグ 若狭湾と私
第一章 若狭彦姫神社と「秘密縁起」
第二章 彦火々出見尊絵巻をめぐって
彦火々出見尊絵巻をめぐって(一)
彦火々出見尊絵巻をめぐって(二)
(付記)若狭にあった絵巻物の思い出
第三章 彦火々出見尊絵巻おもしろ探訪
(一)中世の漁労生活を垣間見る
(二)弟の尊(山幸彦)竜宮へ
(三)苦痛悩乱!釣り針を抜く
(四)干満の術で兄が服従
(五)トヨタマヒメの出産
口絵
第四章 若狭彦姫神社と海幸山幸神話
(一)泊の浦の今
(二)泊の小さな社(やしろ)の謎
(三)若狭彦姫神社の不思議な古系図
(四)霊河の源、白石の里
(五)一代は神、一代は俗人?
(六)笠氏=牟久氏の出自
(七)農業神と海神の合体
〈注〉
(八)大陸の玄関口、泊の浦
エピローグ「秘密縁起」の正体に迫る
あとがき
付録 「若狭彦若狭姫大明神秘密縁起」全文
主要参考文献 |
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