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■内容説明
このワクワク感を伝えたい! 金子みすゞ、樋口一葉、夏目漱石…「文学の水先案内人」を自認する著者が軽妙な語り口で綴る作家たちの肖像。遠くの世界にいると思っていた文豪を身近に感じることができる一冊。
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■目次
はじめに
T
鯨墓 金子みすゞ
浩三の街角 竹内浩三
記念館で泣く 室生犀星
資料館で華やぐ 島田清次郎
ハーン先生の横顔と彼の庭 小泉八雲
銀河鉄道を探して 宮沢賢治
炭の地蔵菩薩 『平家物語』
U
プロの女流文学者 樋口一葉
『源氏物語』「明石の巻」に見るその横顔 与謝野晶子
女が女の肩を持たないでどうする 長谷川時雨
宿命的放浪者 林芙美子
徳島の風 瀬戸内寂聴
男と女のアイロニー 向田邦子
己を叱る人 茨木のり子
V
良寛さんのうた 良寛
運慶が護国寺の山門で 夏目漱石
漱石俳句を無手勝流で諭ず 夏目漱石
龍之介俳句を女房視点で諭ず 芥川龍之介
雪の科学館 中谷宇吉郎
素晴しく幸福そうな町にて 梶井基次郎
グジグジ嘘つき男 中原中也
郷里喪失者の彷徨 田村泰次郎
『ごん狐』の謎を楽しむ 新美南吉
南吉童話の舞台 新美南吉
歌人の「心ひとり」 近藤芳美
伊勢物語の男三態 『伊勢物語』
おわりに |
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