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■内容説明
胃が変形しているため食道を通過したものは瀑のように小腸に落下してしまい、つねに空腹感がつきまとう。大食漢といわれてきたのはそのせいか? 瀑状胃と診断された著者が食欲などについて綴る。まもなく92歳の歌人が綴るウィットに富むエッセイ集。
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■目次
序にかえて
瀑状胃物語
わが胃袋は瀑の如し
立食パーティーの法則
フォアグラ哀歌
大歌人と鰻
つくる人を見る
陸軍大将よりコックさん
パヴロフの実験台に
無筆の旅日記
東の食、西の食
父の嗜好を継ぐ
天下一品、母のハヤシライス
肉と蛆
遠い日の台所
幼い胃袋への供給者
しりきれトンボの「むかしの食生活」
羞恥の報酬
亡き妻の食生活
日中友好の胃袋
天津で食いまくる
餓えた兵隊
洗面器で味噌汁─療養所の食生活
初めての給料でオーブンを─就職─
つい食いすぎて
妻の食欲
ヤカンを焦がす
その他 あれこれ
スター誕生せず
朝日訴訟について
元号について
ギョメイギョジ
やっぱり神であった・天皇階下
わがウィタ・セクスアリス
猫
猫(続)
瀑状胃物語(続)
瀑状胃物語(続々)
瀑状胃物語(またぞろ)
ヘルパー
わたしも八十八歳に
わたしも八十八歳に(続)
物臭太郎
わたしも猫である(1)
わたしも猫である(2)
わたしも猫である(3)
大事件の結末
そのころうたっていた歌
後記 |
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