|
|
|
|
■内容説明
定年退職後に英国エセックス大学・大学院に入学し、修士号を取得した著者によるイギリス単身留学記。留学のために勉強した経験と、現地での体験や様々な印象を記す。
|
■目次
はじめに
第1章 学ぶ
1 イギリス史上最古の町、コルチェスター
未知の桃源郷、エセックス /ゆったり、おっとりペースの穏やかな住民
サハリンと同じ緯度でも過酷ではなく
2 夢に見た大学院ライフ
初顔合わせ、興味津々の第一回ミーティング /クラスメートは多国籍
迷宮か? エセックス大学、キャンパス /構内のカフェ巡りはマジカル・ミステリー・ツアー
大学のレクチュアは、こう /マイクロ・ティーチングとは
前代未聞!親子で出席、息子一九歳が大学院レクチュア参加
てんてこ舞いの三月、スプリング・ターム /エヘン、ちょいとエライ様気分
小学校訪問、ウィヴンホー村の小さな天使たち /プラジアリズムとプラジアリズム・チェッカー
さあ、いよいよ最終ハードル、修士論文の打ち合わせ
3 修士論文
4 留学にまつわる「愛犬秘話」
マリンとの幸せな日々 /ペットロス症候群 /ホームレスになった
ランド・レディは、ポーラ・マッカートニー /マリンの先回り
第2章 楽しむ
1 イギリスで最大の楽しみ、ミュージック
深夜の狂熱ライブ! コルネ川に浮かぶ廃船ロック /摩訶不思議な縁が結ぶブロンディ
クイーンのミュージカル「ウィー・ウィル・ロック・ユー」 /ポールとポーラ
ザ・ローリング・ストーンズという生き方
妖精が乱舞、小林倫子さんのヴァイオリン・コンサート
2 ロンドン・オリンピックとウィンブルドン
チーム・GB、イギリスの底力、オリンピック開会式
マイナーと言うな! ハンドボールはスーパー・エキサイティング・スポーツだ
試合の観戦 /間近で見た、哲学者のようなマラソン・ランナー
ウィンブルドン・テニス、グラストンベリーの霊感効果はホント?
第3章 くつろぐ
1 美術館へユトリップ
イギリスのプライド、ナショナル・ギャラリー /びっくり!発電所が美術館に、テート・モダン
リニューアル後、初めての大英博物館
ワイン・グラス片手に、ナショナル・ポートレート・ギャラリー
フェルメールとの邂逅、ケンブリッジ大学・フィッツ・ウイリアム美術館
風光明媚な田舎町デッダムにひっそり佇む、マニング・アート・ミュージアム
2 めぐり会う花々は、ボーダーレス
クリスマスの想い出はミッスルトゥとともに /発見!トーチカの傍にカモミール
オランダ東インド会社が運んだシロツメクサ /ポピー(ヒナゲシ)には悲しい歴史が
アザミは高邁で手強いぞ /ヘレンドのように優雅なスノー・フレーク
ディケンズ・ミュージアムの裏庭に咲くブルー・デージーとナンジャモンジャ?
パンパス・グラス(ススキ)は騎兵の羽毛飾り
ダッチ・クォーターのコスモスと小春日和の秋の一日
ユーフォルビア・ポーチュギーズ・ベルベットに話しかけられた
ウィンブルドンのペチュニアはサフィニアかな
ウィリアム王子とキャサリン妃のようなバッキンガム宮殿前のクロッカス
アジサイを見ていると幸せな日々が浮かんでくる
アヤメの中に潜む虹を追いかけるアイリーン
第4章 味わう
1 コルチェスターのパブ・ツアー
今も幽霊が出没する「レッド・ライオン」 /キラキラ星の「ジョージ」
ローマ時代が体感できる「ホール・イン・ザ・ウォール」
チューダー様式のアイリッシュ・パブ「モロイ」 /高名な詩人の名を冠した「イエーツ」
パラダイス・シアターそばの「キングス・アームズ」
隣はキャッスル・パークの好立地「キャッスル・イン」
ディープ・パープルとブラック・ドッグから命名したか?「パープル・ドッグ」
経営者が幽霊だった六〇〇年の歴史をもつ「ブル」
「SUスチューデント・パブ」で i-Pod touch
2 イギリスのお菓子と食べ物
コーニッシュ・パスティ /フル・イングリッシュ・アフターヌーン・ティー
クリスマスの風物詩、ミンス・パイ /マフィンは意外やライト・へヴィー
幸せを運ぶショコラ /とろけるようにおいしいファッジ /焼きマシュマロ
豊潤な味わい、クリスマス・プディング /ミルク・ティーとぴったり、スコーン
へヴィー級の栄誉、イングリッシュ・ブレックファスト
ブリティッシュ・トラッド、フィッシュ&チップス(F&C) /クリーム・ティーって何なの?
キャンパスの湖畔でバーベキュー・パーティ /お好み焼きパーティ
コルチェスターのイタリアン・レストラン
第5章 交わる
1 イギリス人は日本人よりも、もっと普通の人たち
日本にラブラブ、アイリーン /ドーセットの親友、チャーリー
ポーラと友人たち /列車内で知り合ったイギリス人の若者たち
2 イギリスで逞しく生きる日本人たち
第6章 備える
1 日本人中高年の強みと弱み
2 留学の実際
3 出願書類一覧(大学院の場合)
4 アイエルツ
5 私の英語学習
おわりに |
|
|