|
|
|
|
■内容説明
日本人の過去と現在の生活を、民俗調査に基づいて比較研究。分断され閉塞する“個の社会”からの脱却の糸口を、伝統的・宗教的な“集の社会”の価値観にさぐる。
|
■目次
目次 個の社会の和様化
はじめに
第一部 集の社会とその信仰
第一章 旧村落共同体の構造
序文 伊勢志摩地方
一 同族集団
二 旧家の講
三 地縁小集団の講
四 その他の講
五 地縁大小集団
江戸時代からの地縁集団
戦後の地縁集団
第二章 地下の霊的世界
一 霊的世界入りの儀式
二 死者の住処
三 最初の来訪
四 荒霊と和霊
第二部 個の社会とその信仰
第一章 個の社会の諸集団
一 血縁、地縁集団
二 職場
第二章 個人共同体の死者供養
一 墓と仏壇
二 葬儀の現状
第三章 既成宗教の単立化
一 利益を求めて
二 氏神、檀那寺の再建
第四章 超宗派連合による教化救済
一 超宗派連合
二 宗派を超えた学習会
三 民間人主催の集い
四 日本最古の超宗派連合
第五章 神秘主義を中心とした宗教
一 霊感商品
二 開運
三 宇宙真理究明の講演会
第三部 自立した個人の集合体
第一章 共生社会の再建
社会福祉事業の現状
一 高齢者支援
二 ホームレスの支援
三 病んだ心の支援
生きる意義
一 観音曼荼羅
二 レヴェルに応じた教え
最後の一瞬まで生きぬく
一 人間の死
二 終末ケアの研究会
三 死の準備
共生社会の精神
一 同質者集団とその信仰
二 異質者の受け入れ
三 共生の精神
第二章 教団の共生の精神
一 教団のあゆみ
二 分派後の諸教団
三 菩薩道の実践
四 組織と民間信仰
まとめ
参考文献 |
|
|