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■内容説明
第一特集は「わかものうたの行方――ポストニューウェーブの現在」。いま、〈現代短歌〉はどこへ行こうとしているのか。最前線に位置する23人の作品を取り上げ、その水脈と未来をさぐる。第二特集は「第5回歌葉新人賞発表」。
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■目次
特集1
わかものうたの行方――ポストニューウエーブの現在
巻頭言「地図を書き加えてその先に進む」
ひぐらしひなつ＋佐藤りえ
加藤治郎 ポスト・ニューウエーブ世代、十五人
香川ヒサ ポスト・ニューウェーヴの歌を読む
ひぐらしひなつ 「短歌的」という皮膜
佐藤りえ 二千年紀の少女たち
斉藤斎藤 生きるは人生と違う
作品15首
飯田有子 ジャイ子
村上きわみ あかねの軽さ
斉藤斎藤 なれますともさ
笹公人 おそうじ風水術
黒瀬珂瀾 朝のエピタフ
錦見映理子 島の果て
今橋愛 りょこうき
石川美南 旅の途中
玲はる名 ＣＵＢＥ＠ａＧＸ
兵庫ユカ 勿体無い
ひぐらしひなつ しずかな舌
佐藤りえ 真鶴岬／睫毛を伏せる
作品10首
岡崎裕美子 めまいの遊具
吉野亜矢 狩猟と採集
五島諭 小説
永井祐 スイカ
雪舟えま 旅芸人の記憶
増田静 今からじゃ、遅刻
しんくわ 紫陽花
高井志野 最短距離で
我妻俊樹 ペダルは回るよ
島なおみ 羽化する 孵化する
天道なお みずうみ
新鋭に寄す
岡井隆 批評言辞の突出と女流層の薄さ
水原紫苑 『砂の降る教室』について
三枝昴之 試みと横紙破りと
島田修三 壮大な大風呂敷を
小池光 新鋭なぞ待たれてはいない
栗木京子 外界に向けてもっと火の矢を
アンケート 若手歌人白書2007
座談会
境界線上の現代短歌――次世代からの反撃
荻原裕幸×穂村弘×ひぐらしひなつ×佐藤りえ
現代短歌クロニクル1984−2006（作成：佐藤りえ）
特集２ 第５回歌葉新人賞発表
受賞のことば
受賞作・廣西昌也「末期の夢」
次席・中田有里「今日」
選考経過レポート 佐藤りえ
候補作品
連載
早坂類〈歌〉＋入交佐妃〈写真〉続・ヘヴンリー・ブルー9
加藤治郎 短歌の現在11 遍在／偏在する戦争
穂村弘 80年代の歌11 無力の王子
東直子 短歌実験準備室10 隙間意識
玲はる名 Rei☆Haruna Fax Commucation 11
天道なお×梅四ウダヒロエ テノタンムウビイ5 |
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