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■内容説明
人間が人間らしい生活を実現できる社会とは? 教育者として、研究者として「消費者市民社会」の確立のために思索を続けた著者の仕事を集成!「消費者意識の現状と問題点」「これからの消費者の地位と役割」など。刊行によせて=大藪千穂(岐阜大学教授)
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■目次
刊行によせて 大藪千穂
第1章 消費者問題と生活設計
1 消費者問題とは何か
2 消費者問題の背景
3 消費者情報の欠如
4 自由・公正競争の制限
5 企業(生産)優先の思想
第2章 消費者問題とその背景
1 消費者問題
2 消費者問題と消費者苦情処理の在り方
3 消費者問題と消費者運動
第3章 80年代の消費者運動
1 消費者運動の流れ
2 直面する諸課題
3 要求されるリーダーの資質
4 地域社会に根ざした運動
5 「告発型」から「予防型」へ
6 消費者立法への期待
第4章 消費者運動のあゆみ
1 消費者運動を考える
2 戦後日本の消費者運動のあゆみ
3 消費者運動の三つのパターン
4 国際化する消費者運動
5 これからの消費者運動の課題
第5章 消費者意識の現状と問題点
1 ライフスタイル・セグメンテーションから見た現代の主婦像
2 消費者意識の形成と消費生活センターの役割・利用の方向
3 消費者活動への参加
4 消費者意識の形成とその方向
5 学校における消費者教育の必要性
第6章 高齢者における消費者問題
1 高齢化社会の課題
2 高齢化社会と消費者問題
第7章 消費者問題と消費者対応の企業戦略
1 消費者を騙す商法―日米の例―
2 消費者問題とは何か
3 消費者問題の背景
第8章 消費者問題の今日的特質と課題
1 消費者問題は古くして新しい問題である
2 消費者問題の理論的認識
3 消費者問題の多様性
4 企業優先の姿勢が結果的に消費者問題を生み出す
5 消費者志向の整備と消費者問題
6 最近の消費者問題の動向
7 消費者問題の若年化と高齢化
第9章 悪質商法の実態と問題点
1 悪質商法―いまアメリカでは―
2 悪質商法にはどのようなものがあるか
3 消費者被害を防ぐための心得
4 賢い自立した消費者に
5 訪問販売等に関する法律(訪問販売法)
6 クーリング・オフ制度
第10章 消費者保護と消費者運動
1 消費者運動論に関する若干のコメント
2 消費者運動の概念
3 アメリカの消費者運動と日本の消費者運動―その概観―
4 日本の消費者運動
5 わが国における消費者運動の方向とその可能性
6 消費者運動の展望と課題
第11章 消費者運動の歴史と展開
1 消費者運動の原点
2 消費者運動の方法論
3 アメリカの消費者運動と日本の消費者運動
―日米比較消費者運動史―
4 消費者運動の展望と可能性
第12章 消費者問題の課題と展望
1 消費者問題の発生
2 消費者問題の背景
3 消費者問題の概念(今井光映氏による分類)
4 消費者問題解決の道を求めて
第13章 これからの消費者の地位と役割
1 現代経済社会における消費者の地位
2 上手な買い手となるために
3 生活情報と消費生活
4 商品の安全性と消費者被害の救済
5 消費者運動とグループづくり
6 これからの消費者
7 学校教育、社会教育での消費者教育
【付 資料】
1 消費者保護基本法
2 消費者基本法
収録論文出典一覧 |
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