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■内容説明
大阪市東成区片江―こう呼ばれたどぶ川流れる裏ぶれた町があった。東欧研究者として知られる著者が、この町の子供時代、そして両親を振り返る。自己と家族をテーマにした渾身の「微視の史学」。資料的に貴重な「女学生のアルバム」も併録。
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■目次
学園前と白浜 前書きにかえて
第T部
歴史なき街にて 一九六八〜九年、大阪東成の片隅で過ごした時代
小さな六〇年代の記憶 理科少年から社会少年へ
母と紅茶と自由
青桐の秘密
小さな写真帖 私を知らない母
小嶋太門と後藤又兵衛研究
櫛風沐雨の日々によせて 東野一雄の戦争
今里時代断片(「生駒さん」 「野帳」 「柘榴石」 「Y会」)
第U部
温もりの理由
東野姓について
女学生のアルバム
出典一覧 |
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