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古地図で楽しむ長崎

著者: 編者: 大平晃久

本体価格: \1,600(税別)
サイズ: A5判並製 165頁
ISBN: 4-8331-0192-9
発行年月: 2020年10月刊

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■内容説明

明治の産業遺産や潜伏キリシタン関連の遺産が世界遺産になった長崎。江戸から続く諸外国との交流が育んだ異国情緒の様相、文学や災害、原爆投下など、長崎の近現代の歴史空間を地図で読み解き、いまにつながる土地の記憶を掘り起こす。
 

■目次

はじめに  大平晃久

本書の関連地図  大平晃久

プロローグ―辺境、そして多様な長崎 大平晃久

Part1……近世の長崎とその周辺

旧城塞都市と周辺―江戸時代の長崎  大平晃久
長崎港の警備―番所と台場群  大平晃久
長崎への道―長崎街道と時津街道  大平晃久
江戸の異文化体験―絵図「長崎諏方社図」を読み解く  吉良史明
潜伏キリシタン集落と移住―外海・上五島  大平晃久
 *
島原半島の戦国城郭と港町―地図から読む大名の地域経営  山村亜希
「島原大変」と島原城下町―地図と景観から読む  山村亜希
諫早湾の変容―干拓地と石干見  大平晃久
大村城下町―中世から近世へ  大平晃久
貿易港平戸―西海の城下町  大平晃久
五島福江島の二つの城下町―福江と富江  大平晃久
村絵図に見る浦の風景―壱岐・勝本浦  上島智史
日朝交流の懸け橋・対馬―国境の城下町を紐解く  上島智史
対馬の神々と息づく聖域―絵図にみる天道信仰  上島智史

Part2……近代の長崎とその周辺

長崎の幕末維新―外国人居留地、製鉄所  大平晃久
稲佐―長崎の「ロシア村」  大平晃久
近代長崎の文学―地図で辿るゆかりの地  畑中佳恵
わが国の工業を支えた産炭地―軍艦島と伊王島  深見 聡
軍事都市としての長崎―要塞、軍人基地、軍需産業  大平晃久
  【column】道ノ尾万象園  大平晃久
 *
国際リゾート雲仙―上海航路、日本新八景  大平晃久
軍港都市佐世保―戦前・戦中期  大平晃久
北松浦半島の鉄道―炭鉱の盛衰とともに  大平晃久
東のカトリックと西のキリシタン―明治の村図に見る平戸島の集落  今里悟之
  【column】長崎本線喜々津・西諌早間の廃線跡  大平晃久

Part3……戦後の長崎とその周辺

原爆からの復興―戦後の長崎  大平晃久
原爆のモニュメント―爆心地と平和公園  大平晃久
二度の大水害―1957年諫早・1982年長崎  大平晃久
池島―九州最後の炭鉱  大平晃久
 *
戦後の佐世保―アメリカ海軍、ハウステンボス  大平晃久
北松の炭鉱町―潜竜と鹿町  大平晃久
世界遺産となった島―野崎島と奈留島  深見 聡
捕鯨で栄えた島―小値賀の今昔  深見 聡

参考文献
 
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