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愛知の寺子屋

著者: 丹羽健夫

本体価格: \1,200(税別)
サイズ: 四六判並製 184頁
ISBN: 4-8331-1095-2
発行年月: 2012年5月刊

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■内容説明

昭和初期の愛知県内の聞き取り調査から浮かびあがる日本独自の民間教育機関「寺子屋」の真の姿とは? 教師の資格、謝儀(月謝)、授業内容等、現代の初等教育との比較を通し近代教育制度が削ぎ落としてきた教育の本義を探る。
 

■目次

はじめに

第1章 昭和六年、愛知県の全小学校が寺子屋を調査
寺子屋との出会い
尋常高等小学校の先生、調査に走る
古老からの貴重な聞き取り

第2章 尾張西部の寺子屋の謝儀(授業料)
名古屋市の場合
一両は三人家族の一カ月分の食費
金納の場合の年間謝儀は平均で現在の一〇万五千円
「幕末の一両は現代の二一万円」は寺子屋謝儀のみの尺度
八〇名の生徒数なら師匠は左団扇で生活できた
尾張西部の各郡
平方根・立方根も教えていた
尾張西部では商品経済・貨幣経済が浸透していた
金額ではやはり名古屋が一番高い
束修(入学金)
尾張東部─小牧が元気
個性的な知多の寺子屋─鳥の口、アラビア文字、流人の師匠

第3章 三河編 物納度と人情が比例するのか
三河西部
保見のカリスマ師匠
三河東部
渥美郡の油揚げ
師弟の情宜の深きことよ
南設楽郡─勤労奉仕
北設楽郡─「珍ラシキ物」について考える
本当は「教えること」「教わること」は喜びなのだ
八名郡は死んだ
第4章 そもそも寺子屋とは何か
寺子屋師匠はどんな人─名古屋はサムライが最多
知多郡─庄屋、旧家、豪農の登場
フィンランドの教師と寺子屋師匠に共通するもの
社会性がなぜ教師に必要なのか
寺子屋師匠は親しまれていたか
学校、学習塾・予備校、寺子屋の自由度と評価
面白かった代用教員の授業
必要な教育の評価
女師匠もいた
寺子屋では何を教えたか
女子の寺子は少数
寺子数三〇〇名の大寺子屋も
小学校数より多かった寺子屋数
休校日はいつ
どこで教えたか
悪戯坊主はいたか─文吉暴れる
道徳教育─躾教育

第5章 寺子屋はどこへ行った
近代学制の発布
近代化のバスに乗った寺子屋(名古屋)
師匠たちは寺、神社、農業に戻った(丹羽郡)
寺子屋が小学校の前身だったのだ

第6章 昭和六年の愛知県の小学校のその後
調査に当たった小学校数と発掘した寺子屋数
愛知県の小学校事情、今昔
小学校数からみる郡の滅亡と市域の拡大
昭和六年寺子屋探しに活躍した小学校は今どうなった

おわりに


補遺 平右エ門覚書
大雪        白気現る   狸人をおどす
黒船の渡来     箒星現る   和宮様御下向
安政元年大地震   献立
 
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